「ヤリたいだけなんじゃない？」彼女に言われたらイラつく一言…恋愛酒場“泣きっ面にヒロシ” 第16回

誠実な男＝セックスを求めない男だと考えていたのです。その呪縛はずいぶん永い間、私を縛り付けてきました。その呪縛のおかげで、知り合った女性とさっさとヤレばいいのに、誠実ぶってタイミングを逃してしまうようになりました。

相談者さんの先輩もそんな経験をされてきて、もううんざりしたのではないでしょうか。ヤッてもない女性に対して『いま俺すごく性欲が強くて、前に付き合ってた彼女にフラれた理由も俺の性欲が強すぎて求めすぎたからなんだ。だから今付き合ったら君を悲しませるし俺もつらい』など言うはずがありません。

あなたに誠実だと思われたく、さらに「ヤリまくるけどそれでもいいの？」と問うているのではないかと思います。あなたに「それでも構わない！だから付き合お！」って言われたいのでしょう。彼はあなたとやりたいのです。

ここはひとつ『それでも大丈夫よ』って一言、言ってあげてください。それでうまくいくと思います。ただ、そう言って付き合うのだから、相当求められるのは覚悟しておいてください。

プロフィール

ヒロシ
1972年2月14日熊本県生まれ。お笑い芸人。2003年『ヒロシです。』のフレーズではじまる自虐ネタで大ブレイク。2015年に出したヒロシの日めくり『まいにち、ネガティブ』(自由国民社)は10万部を突破。2016年も『今日のネガティブ』というタイトルで日めくりを発売。さらに自身のエッセイ『ネガティブに生きる。』(大和書房)を2016年11月26日に出版。都内の中野坂上でカフェ&カラオケ喫茶「ヒロシのお店」の経営を行ったり、Youtubeにて『ヒロシちゃんねる』を配信するなど、お笑い芸人としてだけではなく、幅広い活動を続けている。

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