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結婚できない女子にありがちな、ゆるすぎる「ターゲティング」とは!?【ムンロ王子のシンデレラへの道18】

ココロニプロロ / 2018年4月30日 22時40分

ムンロ王子:了解です。では次、お願いします。

C子:ちゃんと「仕事をしていて」「かわいげのある人」。「外見も大事」です。あとは「マイペース」で「前向きな人」。

ムンロ王子:「マイペース」ってわがままってこと?

C子:そうではなくて、主義主張がしっかりしているってことです。

ムンロ王子:なるほど。で、そういう人と出会うために、どこに行くようにしていますか?

C子:ジムに行っています。社会人になってから何度か場所は変えたけど、ずっとジムに通っているので、そういう所でいい出会いがあればと考えています。

■ポジショニングとターゲティング

ムンロ王子:ありがとうございました。さて、みなさんは30代前半で結婚願望があり、しかも出産を意識していて35歳くらいまでには結婚したいという共通点があります。

ということは、今付き合っている人、もしくはこれから付き合う人は結婚前提ということ。遊び相手では困るわけですよね?付き合ってみて違ったなんてことがあれば、どんどん時間が過ぎてしまうし、かと言って付き合ってみなければわからないわけですし。

なので、今みなさんにお聞きした「相手に求める条件」は、出会いの場を考える上で非常に大事な絞り込みなんですね。ひたすらお見合いをして疲れ切っている女性を見ていると、この絞り込みがゆるいために「ヘタな鉄砲、数撃ちゃ当たる」的な感じになっているのです。



ムンロ王子:まず、これはマーケティングで言うと「ターゲティング」のお話です。今、5人の女性の理想の結婚相手の条件を聞きましたが、ひとりとしてターゲットが明確な人はいませんでした。

正直、恋愛をしたことがない高校生の「理想の彼氏像」を聞いているみたいで、現実感や悲壮感がまったく伝わってきていません。精神鑑定をしたら「白馬の王子様」を待っているシンデレラ症候群という感じですよ。

と言ってもわかりにくいでしょうから、先ほどの「釣り」を例に挙げてお話しましょう。

■釣りたい魚をイメージできていない!
ムンロ王子:回転寿司では、いいお寿司が廻ってこなくなったアナタたちは、重い腰を上げて海に釣りに出かけることにしました。

そこで、まず向かうのは釣具屋さん。お店の人に「どんな魚を釣るの?」と聞かれて、「えっと~、白身で肉厚で大きくて、簡単に釣れる魚。できれば目が大きくてかわいいの」なんて答えたら、どうです?これではお店の人も釣具を選べないでしょ?

つまり、条件が抽象的で主観的なのです。もっと客観的で具体的でないと相手には伝わりませんし、もちろん自分でも理解していないということ。まさに「白馬の王子様」ですね!

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