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男に振り回されて傷つく恋愛はもう嫌…映画『猫は抱くもの』に見る、理想の恋人像

ココロニプロロ / 2018年6月23日 11時45分

「誰を好きでも嫌いでも、ずっと一緒にいるよ」こんな良男の言葉の通り、たとえあなたが他の男に恋していても、猫は変わらずあなたのそばに寄り添っていてくれます。

これが人間の男だったら…?こんな言葉をかけてくれる人間の男に出会うのはなかなか稀なこと。でも猫なら、あなたを否定したり責めたりすることなく、ただ存在を認めてそばにいてくれる…それってまさに理想の恋人みたいですよね。



◎良男が人間だったら…
良男はロシアンブルーのオス猫ですが、映画の中では人間の姿でも登場します。演じるのは、吉沢亮さん。美しいロシアンブルーの猫役にぴったりの美青年です。あの美しいルックスで甘えられたら、もう逆らえる気がしません。

まるで美猫!?な吉沢さんの存在だけでも、猫が恋人だったら…という妄想にどっぷり引き込まれちゃいそうです。

■置いてけぼりを食らっている時間の豊かさ
「自分の人生、100%思い通りに生きている!」なんて絶好調な人よりも、不満や不安を抱えながら生きている人のほうが多いのではないでしょうか。だからこそ、夢を持ってチャレンジしたにも関わらず、挫折し自信を失くしてしまった沙織の悩みが自分事のように身近に感じられるのです。

何事もうまくいかない、まさに“置いてけぼりを食らっている時間”も、人生には無くてはならないもの。前を向いて一歩踏み出すために、失敗から学び、そこから自力で抜け出していく。この作品は、そんな時間の豊かさを感じさせてくれます。

試写会で一足先に作品を鑑賞した筆者も、もがきながらも前に進もうとする沙織の姿に勇気をもらい、心がぽっとあたたかくなりました。

猫映画ながら、猫のかわいさをアピールするだけでなく、毎日がんばっているアラサー女性にエールを送る映画『猫は抱くもの』は6月23日公開。
「最近、元気がないな」そんなお疲れ女子にぜひ観てほしい1本です!








【STORY】


主人公の沙織(沢尻エリカ)は、とある地方都市のスーパーマーケットで働くアラサ―女性。かつてはアイドルグループ「サニーズ」のメンバーとして芸能界で活動していたが、歌手としては芽が出ず、すべてに嫌気が差して都会から逃げてきた。今の自分を好きになれず、周囲ともうまく馴染めない彼女にとって、心を許せる唯一の存在は、ペットショップで売れ残っていたロシアンブルーのオス猫「良男」(吉沢亮)。すべてを受け止めてくれる「良男」に向かって、沙織は日々、妄想を交えながら語りかける。そして「良男」は、いつしか自分を人間だと信じ込み、恋人として沙織を守らねばと思い始める。そうやって過ごしてきた、こじらせた1人と1匹の日常にも、変化が訪れて…。






2018年6月23日(土)より新宿ピカデリー他、全国ロードショー
出演:沢尻エリカ、吉沢亮、峯田和伸、コムアイ(水曜日のカンパネラ)/岩松了
監督:犬童一心  脚本:高田亮  原作:『猫は抱くもの』(大山淳子著・キノブックス刊)

製作:ADKアーツ 
配給:キノフィルムズ
©2018 『猫は抱くもの』製作委員会
公式サイト:『猫は抱くもの』

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