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夏至は幻想的な恋にハマる!『夏の夜の夢』『ロミジュリ』…あえて今シェイクスピアに注目

ココロニプロロ / 2018年6月21日 11時45分

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夏至は幻想的な恋にハマる!『夏の夜の夢』『ロミジュリ』…あえて今シェイクスピアに注目


今日は夏至ですね。雨続きの日本ではちょっとイメージしづらいけれど、北半球では1年で一番昼が長く、夜が短い日なのだそう。



太陽の力が最も強まるこの日は、妖精たちの持つ力がパワーアップするときでもあり、森の中では祝祭が催されるとの言い伝えがあります。

■夏至の時期に読みたい『夏の夜の夢』
そんな幻想的な森を舞台とした物語と言えば、シェイクスピアの『夏の夜の夢』。夜の森に迷い込んだ2組の男女の恋の行方を描いた、ロマンティックな喜劇です。

原題の『Midsummer Night』は「夏至前夜」という意味で、欧州のキリスト教圏では、若い男女が森へ出かけて幸せな結婚を祈る特別な日だとか。

ここで『夏の夜の夢』を読んだことがない方のために、どんなお話かをざっくり解説しますね。

◎『夏の夜の夢』ってこんな物語


登場人物はアテネの貴族、職人、そして妖精たち。親に結婚を反対された女子ハーミアと恋人ライサンダーが駆け落ちし、ハーミアの婚約者デミートリアスと彼の元カノ、ヘレナがその後を追いかけます。
一方、地元の職人たちはアマチュア演劇の稽古をするために森へ。

恋人たち、職人たちはそれぞれ森の奥に迷い込むのですが、そこでは妖精の王と女王がケンカの真っ最中。王は女王を罠にかけるため、いたずらっ子の妖精パックに惚れ薬の花を取ってくるよう命じます。

パックがその花の汁を女王だけでなく2人の若者にもかけたから、さあ大変。ライサンダーもデミートリアスも、ハーミアではなくヘレナに恋をしてしまい…。

途中、ハラハラさせつつも、とにかく楽しくて祝祭感あふれるストーリーは、じめじめしたこの季節にぴったり!
何度も映画化されているので、DVDを見比べて、お気に入りの1本を見つけるのもいいかもしれません。

◎とっつきやすい映画はこちら!



・『真夏の夜の夢』
シェイクスピアの戯曲をミシェル・ファイファー、ソフィー・マルソーほか豪華キャスト共演で映画化。舞台はトスカーナ地方。妖精パックの手違いで人間と妖精が入り乱れる一夜の恋騒動が起こり…。(1999年:アメリカ)

・『真夏の夜の夢 さんかく山のマジルー』
『ナビィの恋』の中江裕司監督が沖縄の小さな島を舞台に描くラブコメディ。亡き祖母の分骨のために東京から島に戻ったゆり子は、妻子ある男性との恋愛に悩んでいました。そんな彼女の前に、幼い頃に心を通わせた精霊マジルーが現れて…。(2009年:日本)

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