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第一印象ならぬ、第二印象で好感度を上げる方法…『カラテカ入江×ディグラムキハラ対談 大人の恋愛の始め方』vol.6

ココロニプロロ / 2018年7月4日 11時45分

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合コン3000回以上、数々の男女の出会いに立ち会ってきたお笑い芸人のカラテカ・入江慎也さんをお招きし、ディグラム・キハラこと木原誠太郎さんとの「大人の恋愛の始め方、良い出会いを引き寄せる方法」にまつわるスペシャル対談をお届けします。


最終回は、良い出会いを引き寄せるための、具体的なアドバイスをお届けします。どれもすぐに始められることばかりなので、試してみる価値あり! ステキな出会いをググッと手繰り寄せちゃいましょう。

■第一印象ならぬ、第二印象で好感度を上げるには?

――初対面で好印象を持たれなかった場合、挽回する方法はありますか?

入江:第一印象は悪かったけど、後から仲良くなる奴って結構いますよ。そういう奴はちゃんと話してみたら、実はいい奴だとわかるってことなんですよね。
初対面で「好印象を持たれなかったな」と感じたときは、時間をかけて距離を縮めたほうがいいかもしれません。大人って、時間かけることが少ないでしょ? もっと時間をかければ、仕事相手も男性も口説けると思うんです。相手が根負けするんじゃないかな。
例えば、狙ってる男性が飲食店を経営してる人だったら、ずっと通い続ければ、絶対に気になるはずです。あれ、あの子、ここに来るために時間をかけてるし、エネルギーも使ってるよなって。
僕は先輩に怒られたときは、絶対に直接謝りに行くんですけど、時間をかけて、あえて一番遠い所まで行きます。
地方ロケとか、先輩の収録場所の中で一番遠い所まで行けば、わざわざ来た感が出るじゃないですか。そうすると、向こうにも想いは伝わりますよね。そういう意味で時間をかけるのは大事かな。

木原:完全に豊臣秀吉の作戦ですね(笑)。



入江:あはは。後輩にも、先輩に謝るときはLINEや電話で済ませるのは絶対にやめろって、言ってます。先輩にキレられたら現場に行けと。妥協したらすべて終わりますからね。

木原:妥協しちゃダメですよね。

入江:時間がもったいないって思ったら、そこでおしまいです。

チャンスは行動した人のもとに来る
入江:恋愛も同じですよ。恋人に「誕生日、何が欲しい?」って聞くより、1年間一緒に過ごして、何をプレゼントしたら喜ぶかを探ってあげたほうがいいと思うんです。
この前、鈴木おさむさんから「プレゼントは、時間をかけて探すからいいものなんだ。値段じゃないんだ」って話を聞いたとき、「確かにそうだな。みんな時間をケチってるだけじゃん。めんどくさいから聞くんだよな」って思いました。
あと、言われて納得したのは「やろうとした奴とやった奴の間には川が流れてる」という言葉。「先にやられたんですよ~」なんて言う奴は何もやってませんからね。やってから言えって感じです。
読者の方も「変わろうとしたんだよね」じゃなくて、変わってみろよと思います。すべてはそこからじゃないですか。
例えば、流行りの場所に全部行ってみるとか。片っ端からいろんなことを試したら、だいぶ状況が変わると思うんですよ。いろいろやってみればチャンスが巡ってくるんじゃないですかね。

読者さんへのメッセージ
――最後に「出会いがない」と言いつつ、なかなか行動に移せずにいる女性たちに向けて、メッセージをお願いします。



入江:“精神論の「PPAP」” というのをつくったんです。僕自身がくじけそうになったとき、「こう思おう」と心に決めてることですね。


P=ポジティブ
P=パッション
A=アクション
P=ピースフル


【P=ポジティブ】
ポジティブに過ごしてないと、何事もうまくいかなくなります。僕、芸歴23年なんですけど、周りに売れない芸人がいっぱいいる中で、後輩から「仕事がないんすよ」って言われると、こっちまで暗い気分になるんですよね。
でも、「この前、仕事が休みだったから旅行してきたんです」だったら、ポジティブな話だから楽しいわけです。どっちにしろ仕事はなくても、旅行の話を聞けるから、こっちも明るい気持ちになれます。
イヤなことがあっても笑いのネタにするとか、すべてポジティブに変換していったほうがいいと思うんですよ。
読者の方も「彼氏がいない」「結婚できてない」って悩んでるんだったら、家でウジウジしてないで、その時間をポジティブに使ってほしいです。例えばカメラを買って写真を撮りに行くとか。
そういうほうが趣味もできるし、話のネタにもなるし、出会いだってあるかもしれないし…いろんな意味で未来があるじゃないですか。

【P=パッション】
熱量ですね。最近、意識してるのが握手。芸人の中では僕だけかもしれないけど、会った人と握手するようにしてるんです。「よろしくお願いします」とか「おひさしぶりです」とかね。「気持ち悪い」って言われそうですが、熱量は伝わるんじゃないかなと。

木原:やってることがほとんど政治家ですよ、それ(笑)。でも、すごくいいですね!

入江:何か温度を感じたいんですよ。LINEもそうだけど、「俺、おまえのこと、こんなに好きだぞ」って伝えたいから熱くなるんです。
温度の伝え方はいろいろあるので、悩んでる女子たちも工夫してほしいですね。例えば、狙ってる相手が若手芸人だったら、頻繁にライブを観に行くとか。何かしら時間を使って温度を伝えると、だいぶ状況が変わると思うので、ぜひ試してください。



【A=アクション】
基本的に、動かなきゃ何も始まらないですよね。休日、家にいて「お金がない」って言ってるより、思い切って出かけたほうがいいです。とりあえず動いてみるのが大事!

【P=ピースフル】
いろいろ大変なことはあるだろうけど、平和にいきましょう! 誰かのせいにして、文句ばかり言ってても意味がありません。怒りをパワーに変えるのを1回やめたら、だいぶ変わるんじゃないかな。
僕は自分がキレて喧嘩したときのことを考えると、必ず「キレなきゃよかったな」と感じます。大人として、もっと我慢できたなって。

悩んだときは「PPAP」って自分に言い聞かせてるので、読者さんもやってみてほしいですね。
中でも一番伝えたいのは「アクション」です。さっき話したLINEが長い女の子だって、僕に電話してきたからこそグループLINEを作れたわけで。それだけで1個つながりができたんですよね。
みなさんも、人生が滞ってると感じるなら動きましょう。動かなきゃ本当、何も始まらないですから。

木原: “精神論の「PPAP」”かぁ。いや~面白いですね。

入江:ありがとうございます。しかも覚えやすいでしょ? 一度きりの人生、楽しんだ者勝ちなので、みなさん、明るく前向きに生きていってもらえたらなと思ってます。




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