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ダメ男と別れられない理由は?『ヒモメン』的“共依存カップル”を徹底解説

ココロニプロロ / 2018年8月4日 15時0分

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ダメ男と別れられない理由は?『ヒモメン』的“共依存カップル”を徹底解説

7月28日にスタートしたドラマ『ヒモメン』(テレビ朝日系)をご覧になりましたか?

働かない、家事もしない、それどころかギャンブルばかりの翔(窪田正孝さん)は、「これぞクズ!」と誰もが認めるようなヒモメン。

そんな彼氏をなんとか更生させ、働かせたいゆり子(川口春奈さん)は、なんだかんだと甘やかしてしまいます。
彼女は、すがすがしいといえるほどの「ヒモ男」を変えられるのでしょうか?

■共依存カップルは案外多い
人間は、楽できるならとことんそちらに流されがち。
翔は「ゴミ捨て一回500円」みたいに、給料制にしてもまったく動こうとしません。さらにお金を全部ギャンブルにつぎ込んでしまうなど、とんでもない「ヒモメン」です。

それでも、ゆり子は彼を養い続けます。傍から見て、なんでこんなクズ男と一緒にいるの?と思う人も多いでしょう。

実際、世の中には、どう考えても片方が一方的に寄生していて、しかもちっとも幸せそうに見えないのに、なぜか別れないカップルっていますよね。

このような場合、「共依存」状態に陥っている可能性が高いのです。
今回は「共依存」について徹底解説していきます。

■別れられないのではなく、別れたくない
「共依存」とは、読んで字のごとく「お互いに依存し合っている」状態をさします。
そう聞くと、え?と不思議に感じる人がいるかもしれません。

前述のドラマでいえば、翔がゆり子に依存しているのはまぎれもない事実ですが、ゆり子は別に、翔に依存していないと思うのでは?

「依存」というのは、それがなければ生活できない(自立できない)、あるいは精神的に安定できない(自律できない)状態です。

経済的に負担をかけている側が自立を拒んでいるのは明らかですけれど、実は負担をかけられている側も自律できず、相手に依存していることが多いんですよね。

特に自己価値が大変低い人が、これに当てはまります。
だから「都合がいい女」として必要とされているだけでも、それによって「自分は存在してもいいのだ」と思えて精神的に安定するのです。

それどころか、ヒモメンが
「君がいないと(生活できなくなるから)困る」
と言っていたとしても、
「君がいないと(好きだから)困る」
と脳内変換して捉え、相手に対して強く出られなくなってしまいます。

自ら己の価値を築いていく気概を持てず、本音はどうあれ自分を求めている人がいることを、とりあえずの「価値」として納得しようとする。

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