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多忙な精神科医はどんな恋をするの?心の専門家が綴る「恋愛エッセイ」3冊

ココロニプロロ / 2018年8月19日 16時50分

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多忙な精神科医はどんな恋をするの?心の専門家が綴る「恋愛エッセイ」3冊

世の中には、数多の恋愛エッセイやコラムがありますよね。読み手との相性もあるので「えーっ、私には全く当てはまらない」とか「すごく腑に落ちた」など、いろいろな感想を持つことと思います。

今回はそういった本の中から、精神科医による恋愛エッセイをご紹介しますね。

■香山リカは頑張らない恋愛を推奨
テレビや雑誌のコラムでお馴染みの香山リカさん。ペンネームの由来は、あのリカちゃん人形なのだそうです。

メディアに登場した当初は、アイドル的な存在という印象でしたが、現在は50代後半。女性の生き方にまつわるエッセイなども書いています。

そんな香山さんの著作に、ズバリ恋愛を扱った1冊があります。タイトルは『ほどほどの恋』(東京書籍)。

前書きでは自らを「恋少なき女」と告白している香山さん。多忙な精神科医の恋愛生活もちょっと見られます。思いつめた香山さんのエピソードが綴られていて、筆者は、心を専門に診る精神科医でもそうなのか……と親近感が湧きました。

章立ては「『お友だち』どまりの恋」「100パーセントの愛と結婚を求めて」「無償の愛とキモい愛」「愛しているのは誰?」など。

ご自身の体験談から、診察室で聞いた会話、大学で教鞭をとった際の女子学生のエピソード、小説や映画を例とした話まで、精神科医ならではの視点で語られています。

特におすすめなのは「ほどほどの恋」という章。「恋愛はほどほどのほうがよい、そう思うほうが恋愛自体もうまくいくし、幸せになれる」といったことが書かれています。

「ほどほどの恋」で幸せになった知人のエピソードもあり、身につまされる女性は多そうなので、ぜひ一読を。

■男性にも更年期がある!?
香山さんの著作から、もう一冊ご紹介しましょう。『女は男のどこを見抜くべきか』(集英社)。これは男性について分析したエッセイです。

内容は「男のプライドと嫉妬の本質」「まじめな人、謙虚な人はトクかソンか?」「『男は女に立てられるもの』はどこからきているのか」など、知っておきたいことばかり。

特に興味深かったのは「いつまでも『性的機能』にこだわる男たち」です。男性にも更年期がある、など医師ならではの情報も書かれていたり。彼の気持ちがわからない! と嘆く人にオススメしたいですね。

■嫉妬して苦しいならこちらの一冊を
もうひとり、女性の精神科医・水島広子さんのエッセイも魅力的です。『女子の人間関係』は、人間関係の難しさに悩む人に推奨したい一冊。

その水島さんの著書の中でも、恋愛をするうえで参考になりそうなのが『「ドロドロした嫉妬」がスーッと消える本』(KKベストセラーズ)です。

この本では嫉妬という感情を分析し、嫉妬しやすい人、しにくい人などを優しく解説しています。

筆者が、ここは彼氏への嫉妬に苦しむ女性にぜひ読んでほしい! と思ったのは第5章の「愛する人に癒しを支えてもらおうー愛情関連の嫉妬を癒す」。
精神科医なので分析するだけでなく、対処法も書かれているのがポイントです。

■自分を客観視できるエッセイを
恋愛に疲れたとき、悩みが絶えないときは、恋愛小説や恋愛映画に浸るのもいいけれど、ときには精神科医のエッセイを手に取ってみてはいかがでしょうか?

そうすれば彼の心理がわかったり、自分を客観的に分析できたりする可能性が。読んでいるうちに目の前が開け、ストレスを癒せるかもしれません。


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