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「ジョハリの窓」で好きにさせる!彼の心をつかむ“褒め方”の心理学

ココロニプロロ / 2018年8月25日 15時0分

「ジョハリの窓」で好きにさせる!彼の心をつかむ“褒め方”の心理学

「ジョハリの窓」で好きにさせる!彼の心をつかむ“褒め方”の心理学

「ジョハリの窓」ってご存知ですか?1955年、サンフランシスコ州立大学の心理学者ジョセフ・ルフトとハリ・インガムが発表したグラフモデルの名称で、これは現代でも多くの企業で活用されています。


やり方は簡単。55個の形容詞が記されたリストから、自分を表現していると思うものを5~6個選択します。
次に、自分を表す形容詞を相手にも選んでもらい、その結果を4つのカテゴリに分けて認識合わせをするのです。

■「ジョハリの窓」における4つの窓
「ジョハリの窓」は、4つの窓(エリア)で構成されています。

開放の窓=自分も他者も認識している自己(Open Self)
盲点の窓=自分は気づいていないけれど他者はわかっている自己(Blind Self)
秘密の窓=自分はわかっているけれど他者は知らない自己(Hidden Self)
未知の窓=自分も他者も認識してない自己(Unknown Self)

チョイスした形容詞は、次のように分けます。

自分も他者も選んだ形容詞→開放の窓
他者だけが選んだ形容詞→盲点の窓
自分だけが選んだ形容詞→秘密の窓
自分も他者も選ばなかったもの→未知の窓

「開放の窓」に多くの形容詞が集まった場合、自己認識がしっかりとできていて、相手にもフィードバックできていることになります。
反対に「盲点の窓」や「秘密の窓」エリアが多いと、お互いの認識が噛み合っていないという現状が見えてくるんですね。

■自己確認と自己拡大
さて、自分が自覚している一面を第三者に指摘され、再認識することを「自己確認」と言います。
一方、第三者の言葉によって自分では気づいていなかった内面を知るケースってありますよね。これを「自己拡大」と称します。

例えば、毎月出納帳をつけてお金の管理をしっかり行っている人に「きっちりしていますね」と言ったとしても、自分の性質を鑑みて「そうですね」と思って終わりですよね。

しかしながら、毎日漠然と服選びをしていたところ、第三者に「色彩感覚が優れていて、洋服の着こなしがいいですね」と褒められたら、自覚していなかった分、うれしくなりますよね。

このように、一般的に「自己確認」より「自己拡大」できる内容で褒められたほうが喜びを感じやすいのです。

■恋愛において褒めるべきはどの窓の自己?
相手に「自己拡大」させるなら、「盲点の窓」に該当する「本人は気づいていないけれど他者はわかっている自己」を狙い撃ちしましょう。

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