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「不倫したヤツは死ぬまで殴って良い」という風潮は、もはや“鬼退治”!?【カレー沢薫 アクマの辞典】

ココロニプロロ / 2018年9月20日 11時55分



このように、金銭的にも社会的にも大きな損失を被る恐れがある不倫だが、残念ながら、不倫によって負うダメージは女のほうが遥かに高い。

不倫ニュースを見ても、若い女の不倫は村1つ焼いたのか、というぐらい騒がれ、片や大御所男性芸能人の不倫は「あいつなら愛人の一人や二人いても不思議ではない」とほぼ完スルーだったりするのだ。



だがここで「男女差別だ」などと叫んでも誰も聞いてくれない、何故なら不倫してしまったのは事実だからだ。

「誰にも話を聞いてもらえなくなる」これが不倫の一番恐ろしいツケかもしれない。







【サ】

▶ 「サレ妻(夫)」(されつま・されおっと)


…彼女らがシタを退治するのが現代の桃太郎





【シ】

▶ 「しまむら」(しまむら)


…ユニクロよりセンスが問われてしまうので、ファッションに興味がなくても穏健派は行かない





【ス】

▶ 「据え膳」(すえぜん)


…据え膳食わねば男の恥という心意気で逮捕者が出る





【セ】

▶ 「セクハラ」(せくはら)


…「そんなこと言われたら何も話せない」というが、最初から仕事のこと以外何も話す必要はないのだ





【そ】

▶「ソロ男」(そろお・そろおとこ)


…結婚しない男、この理屈で行くとオナニーはソロセックス





【プロフィール】

カレー沢薫

漫画家、コラムニスト。1982年生まれ。2009年に『クレムリン』(講談社)で漫画家デビューを飾る。秀逸な言語感覚で繰り広げられる切れ味鋭い世界観が人気。こよなく猫を愛し、猫が登場する作品も多数。著書『ブスのたしなみ』(太田出版)も発売中。




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