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ペラペラうるさい、おしゃべりな男を黙らせる弱点とは…【王子様なんていないんだよ】

ココロニプロロ / 2018年9月24日 18時55分

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「王子様」みたいな男性っていますよね。整った容姿、素敵に見えてしまう職業、パーフェクトな気がする経歴…思わず恋に落ちそう。でも、それって本当に王子様なんでしょうか?作詞家として華やかな世界もたっぷり見てきた緒田茉莉が、様々な男性を分析していきます。

■おしゃべりな男
思えば男は無口、女はおしゃべりというのが昭和のスタンダードだった気がする。

「男のくせにおしゃべり!」なんてかつては言われたらしいが、平成も終わろうとする今じゃ、無口な男はコミュニケーション力が足りないと言われてしまうこともある。100年程度で価値観がこんなにも変わるとは!
時代の変化、恐るべし。

おしゃべりな男と聞いた時、そこには未だに否定的なニュアンスが含まれる。
おしゃべりが上手で、場を盛り上げたり、気遣いが出来たりする男は「おしゃべりな男」という形容はされない。「楽しい男」、「最高な男」、「出来る男」…最上級の褒め言葉が並ぶのが「おしゃべり上手な男」である。

トップ営業マンはこのタイプが多い。ただよくしゃべるだけならトップは取れない。
相手の様子を見ながら駆け引きするなど、状況を的確に観察した上で巧みなしゃべりが出来てこそトップになれるってもんだ。

■なぜかつまらない、おしゃべりな男の話
ではやや冷ややかに「おしゃべりな男」と言われてしまうのはどんな男なのだろう。

おしゃべりはコミュニケーションの手段であるわけで、それは話す側と聞く側が互いに心地よい状態であってこそ、「楽しい」と感じる。一方的に話し続けられたら、途中で聞くのが嫌になるもんだ。

また興味のないことや、内容のない薄っぺらい話を聞き続けるのも苦痛だ。つまり聞く相手のことなどお構いなしのおしゃべりは最悪なのである。

学校の始業式での校長先生のお話、結婚式の主賓の挨拶、延々と誰も興味のない話を続ける人もいれば、最初は聞く気がなかったのについつい引き込まれるように聞いてしまう話をする人もいる。

それが事前準備万端の話でも、下手な人は下手。その場で急遽指名された挨拶であっても、上手な人は上手。話す人自身が視点を変えなければ、その差は決して埋められない。

つまらない話を聞かせてやろうと思って話す人はなかなかいない。
ではどうして結果的につまらない話をするはめになってしまうのか。

「おしゃべりな男」と揶揄されるのが「つまらない話」「興味のない話」「内容の薄っぺらい話」を延々としてした結果なのだとしたら、どうしてその男は途中で引き返せなかったのだろう。

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