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男は一本釣りだ!いらぬ雑魚に時間をかけない「腹黒女」【カレー沢薫】

ココロニプロロ / 2018年11月7日 16時55分

それも、カワイイだけのバカ女が1人、2人肩に乗っていても余裕で歩ける、むしろちょうどいいハンデという、手足に重りをつけて生活しているサイヤ人のような真の高スペック男ならまだ良いかもしれないが、そこまでの甲斐性もなく「バカな女(共働き必須)希望」の男はもはや結婚相手を探しているとも言い難く、素直に「お母さん希望」と言ってくれたほうが助かる。

よってモテるために「バカを装う」というのは、そういう男を寄せ付ける「雑魚モテ」をするだけである。

本当に「あざとかわいい」女はそんなことはせず、むしろ平素は「しっかりした女」、ともすれば「1人で生きていける女」のようにふるまうという。
それでは男を寄せ付けないと思われるかもしれないが、もちろんツッパリ倒した女ではなく、弱みやバカさも見せる、ただその弱みやバカさを見せる相手を「厳選」するのだ。

そうすれば相手は「俺にだけ本当の自分を見せてくれている」「頼られている」思うのである。
あざとかわいい女は「一本釣り」なのだ。いらぬ雑魚に時間をかけないのが、その「あざとさ(頭の良さ)」の所以である。




【ハ】
▶ 「腹黒女」(はらぐろおんな)

…女から見て気に入らない女は全部「腹黒」ということになる



【ヒ】
▶ 「姫扱い」(ひめあつかい)

…王族に生まれなくても高いシャンパンを入れればなれる、良い世の中



【フ】
▶ 「不意打ちキス」(ふいうちきす)

…性犯罪



【ヘ】
▶ 「平成」(へいせい)

…自分が平成だったら二十代のうちに終わらせてほしかったと思う




【モ】
▶ 「モラハラ男」(もらはらおとこ)

…「間違ってるお前」を正しにやってきた間違ってる男


プロフィール
カレー沢薫
漫画家、コラムニスト。1982年生まれ。2009年に『クレムリン』(講談社)で漫画家デビューを飾る。秀逸な言語感覚で繰り広げられる切れ味鋭い世界観が人気。こよなく猫を愛し、猫が登場する作品も多数。著書『ブスのたしなみ』(太田出版)も発売中。

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