「うつ」の恋人にはどう接したらいい?ワガママと障害の境界線も解説
ココロニプロロ / 2018年11月17日 16時55分
引きこもり衝動は、家から出ないだけではありません。眠りに逃げて回避する「過眠症」として現れることがあります。また、「攻撃衝動」は激しく他人をののしるだけでなく、突然その場にあるものを壊す、といった暴力行為に及びます。
非常に行動が極端なため、周りの人を驚かせ、距離を置かれてしまうんですね。ただうつは、不治の病ではありません。適切な治療をすれば十分に回復できます。
もし恋人など身近な人がうつになったら、どのように接すればいいのでしょうか?
■接し方のポイント
非定型うつ病の人は、ストレスへの耐性が非常に弱いです。拒絶に対して非常に過敏になり、「批判を受けた」と思いストレスを感じたら、根源となる人や場所を徹底的に避けようとします。
このような行動はあまりにも極端で子どもっぽく見えるので、第三者からは「ワガママ」を言っていると解釈されてしまうのです。
ただ、実際にはひどく否定されているわけではなく、言った本人にそんな意図はないことがほとんどです。認識のズレを指摘し、きちんと誤解を解くと、患者の心が安定します。
さらにストレス発散方法を見つけ、自律できるように治療するのです。
相手の真意や物事の本質を第三者的な視点で、現実的な認知ができるように手助けする。それが、サポートする側に求められる対応と言えます。
■まとめ
ワガママと障害の境界線、ご理解いただけましたでしょうか。
まず、うつは「治る病気」と信じましょう。今病気を抱えている人も、サポートしている人も、それが最初の一歩です。
大切な人がうつ病になるのは苦しいことですが、自分自身を大事にしつつ、相手にとって心安らぐ存在となれたらいいですよね。
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