ペアルック、痛いorすてきの境界線は？大人カップルの「おそろい事情」

■悲喜こもごも…おそろい体験談
最後にご紹介するのは20～40代男性に聞いた、ペアアイテムに関するエピソード。

◎ふたりの愛が深まった

まずは、「ペアって案外いいんじゃない？」と思えるお話をふたつ。

「自分が使ってる香水を彼女が『私もつけたい』というので共用することに。どうやら『爽やかでいい香り』と周囲に好評みたいです」（32歳／商品開発）

「おすすめしたいのはオーダーメイドの小物。恋人の誕生日にレザーのキーケースをおそろいで作ってもらいました。オシャレだし、自分の好きなように注文できるので大満足です」（37歳／商社勤務）

メンズのものを女性が使用する、もしくは彼氏がそろえるものをチョイスする方法なら、男の人もスムーズに受け入れてくれるのかも。

◎これはちょっと…ドン引きです

一方で、笑うに笑えない思いをした人もいるようです。

「誕生日プレゼントに、って渡された某ブランドＴシャツ。『次のデートに着て来てね』と言われたので何も考えずに着たら、彼女も全く同じものを…。周りの目は気になるし、恥ずかしいしで早々に帰りました」（27歳／会社員）

「知らないうちに俺と同じスマホカバーや、色違いだけどウエストポーチまで同じものを持ってた。一言『私も同じのを使いたい』とか言ってくれたらよかったのに、こっそり持ち物をチェックして、購入していたかと思うと…怖くなった」（28歳／自営業）

ペアルックは、必ずパートナーの意見を取り入れること。これが大切なのでしょう。

■周りから好感をもたれる方法で
ふたりのラブラブっぷりを見せつけるかのようなおそろいは、周囲のひんしゅくを買ってしまう恐れも。センスの良さがあふれるペアコーデにしたり、目立たないものをそろえたりするのが、大人の楽しみ方なのかもしれません。