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心理学|あなたは幼稚で痛い?『中学聖日記』に見る、子どもと大人の恋愛の違い

ココロニプロロ / 2018年12月8日 16時55分

相手がどんな人なのかを知って、一緒にいて楽しいと思ってもらいたい、困っていたら助けたい、といった「思いやり」が生まれます。ここが、「子どもの恋愛」とは大きく異なる点です。

ただ難しいのは、相手の都合を慮るあまりに、自分の気持ちをおざなりになってしまう、そういう配分の見誤りが発生することです。

相手を思っているようで、その実、言いなりになるのは「愛情」ではありません。支配に対する「依存」になります。

このような「支配」と「依存」は、一見絆が強そうに見えるため、深い愛情で結ばれているように思えますが、実はお互いの精神を破壊しかねない危険なものです。

自分の気持ちを大切にするのと同じように、相手の気持ちも大切にする。ときにそれは背反することもあるでしょう。
だから常にバランスを考え、足並みをそろえられるよう、努力し続けなければなりません。

相手は「他人」であって「自分」ではないからこそ、悩み苦しむのです。このような「煩悶」を抱えながら、二人で幸せになる道を模索すること。それこそが「大人の恋愛」といえるでしょう。

■まとめ
「子どもの恋愛」と「大人の恋愛」の違い、ご理解いただけましたか?

恋に悩む女性はたくさんいます。
それは「自分の気持ちをわかってもらいたい」から悩んでいるのか、「二人で幸せになりたい」から悩んでいるのか…。子どもと大人の境界線は、そこにあるのです。


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