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「美人=得」ではない理由とは?モテ女子と容姿の関係を心理学的に解説

ココロニプロロ / 2019年3月30日 18時55分

「美人=得」ではない理由とは?モテ女子と容姿の関係を心理学的に解説

「美人=得」ではない理由とは?モテ女子と容姿の関係を心理学的に解説

アラサー美女が結婚に向けて奮闘する漫画『美人が婚活してみたら』が映画化されましたね。

長く続いた不倫の関係が終わり、燃え尽き症候群に陥っていた美女タカコ(黒川芽以さん)は「死んでしまいたい…」と、気持ちが落ちていました。

ある日、幸せそうな家族連れを見て「自分も結婚したい!子どもを育てたい!」と思い立った彼女は、サイトを用いた婚活を始めるのですが…。

■コンピューター・デート実験の結果は
恋愛や結婚において、美人はそれだけで有利になるのでしょうか。

1966年にアメリカの心理学者E.H.ウォルスターらが、とある実験を行いました。彼らは初対面の新入生の男女376名をダンスパーティに参加させて、パーティの2日前に年齢・身長・宗教・自尊心の尺度といったことを質問。さらに大学の事務局に学力情報などをヒアリングしました。

参加者には「互いに関心を持ちそうな相手をコンピューターが選んだ」と伝えて、実際にはランダムにペアを組ませたのです。

パーティの途中で好感度、価値観、趣味の類似性などを質問し、数ヵ月後に「ペアを組んだ相手ともう一度会ってデートしたか」を調査しました。その結果、またデートしたいと望まれたのは「外見的魅力」が高い人で、学力や趣味の共通性などは好感度に比例しなかったのです。

この実験だけ見ると「容姿が優れている人」が圧倒的に有利に見えますよね。事実、「出会いの場」においては有利に違いありません。

でも恋愛や結婚とは、いわば長期にわたる「人間関係」です。このような関係の構築においても、同様に有利と言えるのでしょうか。

■外見の良さと恋愛の幸福度は比例しない
美人にも、誘いを受けやすい人とそうでない人がいます。造形が際立って整っている美人の場合、むしろ「冷たそう」「気後れする」といった理由で遠巻きにされてしまいがち。

男性にとっては、美しければなんでもいいというわけではありません。実は、一番男性ウケがいいのは「平均よりちょっとだけ美人」なのです。

男性ウケのいい美人だったら、必ず幸せな恋愛ができる…と思いきや、そうでもありません。

例えば、自分の容姿に釣り合う相手を求めて高望みし、結局恋愛できないまま年を重ねてしまう。まだ「人を見る目」が養われないような若いうちから多くの男性のアプローチを受け、金銭的・性格的にいい加減な人と縁づいてしまう…。

などなど、美人の恋愛には容姿が整っている人ならではの「リスク」が発生しやすいんですね。そのため、ウケのいい美人であっても、確実に幸せな恋愛をつかめるとは限らないのです。

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