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打算で結婚したがる女性を、男はどう思っているか…【恋愛マイスター・ひとみしょうの男子学入門】

ココロニプロロ / 2019年4月19日 10時45分

がしかし、一方で、男は、結婚を「病める時も貧しい時も」共に助け合って生きてゆくパートナーを得ること、としか考えていません。

女性が結婚にロマンをくっつけて考えるというのは、つまり、結婚と同時にわたしの人生のバージョンアップをはかりたい、と思っているということでしょ? たとえば、結婚を機に、愛の薄い実家暮らしを離れて、彼氏とラブラブな生活をしたい、とか。あるいは、派遣社員のひとり暮らしから、結婚を機に裕福な暮らしをしたいとか。

男はそうは思わないんですよね。まったくそうは思わない。
もちろん、たとえば、結婚相手の実家の「格」を値踏みしたり、少し前ならCA(キャビンアテンダント)に代表されていたように、奥さんとなる人の職業を値踏みしたりする男はいますよ。でも、値踏みしたところで、彼は結婚後、専業主夫にはなれないわけです。そんなことをしたらCAの奥さんに愛想を尽かされて即離婚になってしまうから。
だから、どのような男も、結局は、結婚にロマンをくっつけて考えられないんです。あくまでも「病める時も貧しい時も」という考え方をします。

■女の打算も、男はお見通し
そのような、地に足のついた結婚観を持っている男は、「あなたとじゃなくてもいいから、とにかく結婚というものをしたい」と思っている女性の腹の中なんて、お見通しなんですよ。勘ですぐにわかっちゃう。

男は、今どんなにいい年収をとっていても、「将来、何らかの原因で勤務先の株価が暴落して、俺の給料が半分以下になる可能性」を見据えつつ、結婚を考えています。つまり、超リアリストなのです。対して女性はロマンティストです。
両者がガチで向き合えば、その勝負がどうなるかは明白でしょ? 打算があるほうが負けるのです。

■打算にも、思いやりが必要です
最後に付言するなら、彼女が「相手が自分じゃなくてもよく、ただ結婚がしたい」と思っているのがわかった時、男は哀しみます。本当に哀しみます。この世にこれ以上の哀しみはないと思えるほど哀しみます。なぜなら彼は「彼女が付き合ってきたのは、俺ではなく<匿名X>としての俺だったんだな」と思うからです。

だから、「相手は彼じゃなくてもいいけど、とにかく結婚というものをしたい」と思っている女性は、嘘でもいいから、彼に「好き好き、あなたとじゃなきゃ結婚したくない」と言い張ることです。
打算にも思いやりが必要なのですよ。もっとも、打算に思いやりをうまくくっつけることのできる人を「本当の詐欺師」と呼ぶわけだけど。


※毎週木曜日更新

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