彼氏が長男…結婚したら苦労する？親との同居、親戚付き合い…実情を調査

ひと昔前は「長男と結婚すると何かと大変」なんて言われていました。けれど時代も変わって令和となった現在はどうなのでしょう？

特に交際相手が長男という人は、将来を考える上で少なからず気になるかもしれませんね。今回は、3人の既婚女性に実情をインタビューしてみました。

■都心在住で両実家とも遠い場合
1人目は、お互いに地方出身で都内に住んでいるアキホさん（33歳）です。

◎彼との結婚に踏み切った理由

「好きな人と一緒になるのだから長男とか関係ない！でも、同居するつもりがあるかは一応聞きました。『可能性はある』って言われたけど、将来の確認をしたら心づもりもできたので、プロポーズを受けることに」

相手が跡取りかどうかは気にしない場合も、同居や親の介護について相手の意見を確認しておくのは賢明かも。ちなみにアキホさんは、普段はちょっと頼りないご主人が先のことをきちんと考えているとわかり、見直すきっかけになったそうです。

◎結婚して感じたメリット・デメリット

「婚礼費用や帰省費など、経済的にいろいろ援助してもらえるのはメリットかな」

将来同居するか否かに関わらず、「長男＝跡継ぎ」と考えている親は今でも少なくないでしょう。大切な跡取りなので、金銭面でサポートを受けられるケースもあるのだとか。

■地元婚でどちらの実家も近い場合
2人目は、地元で婚活をしたため、どちらの親もわりと近くに住んでいるマヤさん（29歳）。

◎彼との結婚に踏み切った理由

「出会いが少ない田舎で、やっと見つけた理想的な相手。『介護がイヤ』『親戚付き合いが面倒』とか言ってたら、正直お嫁に行けないと思ったので、迷いはありませんでした」

1人目のアキホさん同様、相手が長男であることは、婚約を決意する上で問題ではなかったというマヤさん。お付き合いをスタートした時点で、義実家との密な付き合いもある程度覚悟していたそうです。

◎結婚して感じたメリット・デメリット

「内孫だから子どもをすごくかわいがってくれて、節句などのお祝い事も毎回盛大にできるのはメリットですね。でも子育てについて口出しされるのはちょっとマイナス点」

相手が長男の場合、やはり孫のことをとても大事にしてくれるご両親は多いみたいです。その反面、人によっては口うるさいと感じることも。

■自分の実家近くに住んでいる場合
最後に、自分の地元で家を購入したナツミさん（34歳）のお話を見てみましょう。