遠恋カップルが転職せずに結婚できた理由は？先が見えない恋愛の「突破」体験談3つ

先が見えない……この恋愛の行く末は、いったいどうなるのだろう？と不安になることはありませんか。

今回は20～30代の女性が体験した、行き詰まったと思われる二人の関係を一転させた「突破エピソード」をご紹介します。

■不倫関係からまさかの突破
先が見えない恋愛の代表格といえば、やはり不倫ではないでしょうか。

「彼のほうは遊びで付き合っているとわかっていました。でも私は本気で、結婚できたらいいのにと思っていたんです」（A子さん・30歳・商社）

当時26歳だったA子さんは、このまま関係を変えることもできずに年をとっていくのかと焦り、未来に希望を持てなくなっていたそう。ところが思いがけない展開に。

「ある日、彼が突然“離婚する”と言ってきました。驚いて話を聞くと“奥さんが妊娠した”と。なんと奥さんも不倫していたのです」

完全に自分を棚に上げて奥さんをののしる彼を見て、A子さんは一気に彼への思いが冷めていくのを感じたそうです。

「これまでの自分の恋愛がどんなに不毛だったか、ようやく実感できました。傷心の彼は私と一緒にいたいようでしたが、私はもうパス。しょうもない恋愛からの開放感でいっぱいになりました」

彼の家族の行く末が気になりますが……、A子さんにとっては絶好の突破タイミングでしたね。

■仕事を続けたい遠恋カップルの突破劇
学生時代に留学先で知り合った彼と、東京と名古屋の遠距離恋愛で交際を続けていたB子さん（31歳・塾講師）。

「彼は医師、私は塾講師。どちらも長い期間をかけて人と向き合う仕事なので、今の環境のまま頑張りたいという気持ちで日々、仕事に打ち込んでいましたが、遠距離恋愛3年目、30歳目前になり結婚を考えるように。でも、塾の生徒と離れて彼のいる名古屋に行く気にはなれなくて、彼にも何も言わずにいました」

先に行動を起こしたのは彼。B子さんへ提案付きのプロポーズをします。

「“東京と名古屋の真ん中に住もう”と。これならいつも一緒にいられて仕事も続けられると、すぐに物件を探しました」

B子さんたちの新天地となったのは静岡県静岡市。“真ん中結婚“が二人の恋の突破法となったようです。

■世代を越えた奇跡の突破エピ

「叔母の結婚話には不思議な突破劇があるんです」

C子さん（32歳・ライター）のお母さんは仲の良い四姉妹。

「祖父母は男の子が欲しかったようですが、最後までそれは叶わなかったんです。年頃になって一人、また一人と嫁いでいき、最後に残った末っ子の叔母はこのまま、実家の苗字をなくしてはいけないと不安に思っていたそう」