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つらいとき「ひとりにして」と言う彼の本音とは?【ひとみしょうの男子学入門】

ココロニプロロ / 2019年9月5日 11時55分

たとえば、同期が自分より先に出世した場合、すごく落ち込む男がいます。彼女が「同期が課長になったって別にいいじゃない。課長手当って5000円でしょ? そんなお金べつにどうでもいいじゃない」と言っても、彼はいつまでも悩んでいる、みたいなケース。

彼は周囲の人がどうであろうと、自分がこの仕事をしたくてやっている、とは思っていないんですよね。そういう絶対的な価値観がないから、彼は肩書きにこだわるのです。

肩書きって、それをもらった瞬間から過去のものでしょう? 今、たとえば課長なら課長にふさわしいふるまいをするというのが「今」であって、肩書きそのものは過去にもらったものでしかないのですよ。

■彼と一緒にしあわせになりたいのであれば
つらいとき、「ひとりにして」と言う彼は、あなたのことが嫌いなのでありません。自分の過去と、心の中で激しく葛藤しているのです。

なにかと葛藤しているときって、きっとあなたも、ひとりにしてほしい、そっとしておいてほしいと思うでしょう。彼氏に「悩み、聞こうか?」と言われても「あとにして」と思いますよね。

心がそこそこ健全なあなたは、そこまで頻繁になにかについて激しく悩むことがないと思うけど、相対的な価値観に生きている男は、わりとよく激しく悩みます。つまり、わりとよく自分の過去とたたかっています。

そんな彼と一緒にしあわせになりたいのであれば、今を今としておおいに楽しむことを、彼女であるあなたが、彼に教えてあげる必要があります。さもなくば、彼は若くしておっさんになってしまうからです。

過去の栄光にすがりつき、一度手にした権力は、なにがあっても死ぬまで離さないのがおっさんです。つまり、おっさんは過去に生きていて、今の「今性」に気づいていないのです。

彼におっさんになってほしくないのなら「ひとりにして」と言う彼の腕を強引に引っ張って、おいしいものでも食べに行くべきです。おいしいと感じるのは「今」だから、おいしいものを食べるだけで彼は過去をつかの間忘れることができ、救われた思いがするのです。



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