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心理学|言わないとやらない彼氏を「主体的に動く人」に変えるコツ

ココロニプロロ / 2019年9月7日 11時55分

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心理学|言わないとやらない彼氏を「主体的に動く人」に変えるコツ

デートのとき、家でまったりしているとき、もうちょっと彼氏に率先して動いてほしい。

外デートで言えば、一緒にご飯を食べるお店探し。家デートだったら、ちょっとした片づけや皿洗いなど。

できる範囲でいいから気を利かせてくれたらいいのに…。そんなふうに思ったことはありませんか?

■させられているではなく、したいへ
本当はもっといろいろ動いてほしい。「ああして、こうして」と言いたい。でも口うるさくなりたくないし「ウザい」と思われるのもイヤですよね。

多くの女性が、自分の欲求をほとんど言えずに飲み込んでいます。それでストレスをためこんでしまうのです。

ただ、そもそも、彼氏を「思い通りに動かそう」とするその発想自体が間違い。

逆の立場で考えてみましょう。あなたが一切興味のないスポーツやゲームに、無理やりつき合わされた挙句に「楽しそうじゃないね」と言われたら、カチンときませんか?「二度と一緒にやってあげない」と思うでしょう。

男女関係なく「やらされている」と感じているうちは行動しません。人は自ら「したい」と思ったとき、誰に言われなくても率先して動くもの。

では、どうしたら彼に「したい」と思ってもらえるのでしょうか。

■ピグマリオン効果とゴーレム効果
アメリカの心理学者Robert Rosenthal(ロバート・ローゼンタール)は教育心理学の分野で、ある心理効果を提起しました。教師が生徒の能力をしっかりと認めた場合と、まったく評価をせず期待すらしなかった場合とで、成績向上に大きな違いが生まれたのです。

努力や功績を評価された生徒は、意欲的に勉強して成績が飛躍的に向上しました。ロバート・ローゼンタールは、このような心理効果を「ピグマリオン効果」と名づけます。

人は「あなたならできるよ」「大丈夫だよ」といった期待を感じると、向上心が刺激され、自己評価をより高めようと行動力を発揮するのです。

逆に「なんでできないの?」「どうせやらないんでしょ」という態度をされるとやる気が減退し、テコでも動かなくなります。このような意欲減退を「ゴーレム効果」と呼びます。

つまり「ピグマリオン効果」を上手に利用すれば、ガミガミ言わなくても彼はやる気が出て、自ら動いてくれるようになるのです。

■期待に応える快感
例えば片づけが苦手な彼氏は、どうしたら整理整頓してくれるでしょうか。

よく使うものをワンアクションでとれる位置(棚や机の上)に置き、そんなに使わないものをツーアクションの場所(引き出しや、戸棚の中)、ほとんど使わないものはスリーアクション以上の収納スペースに置くと、部屋が散らかりません。

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