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「君は僕が好きだよ」小栗旬の甘いささやきに、恋愛ホルモンも活性化!?【辛酸なめ子の妄想レッスン】

ココロニプロロ / 2019年10月16日 18時45分

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恋愛って疲れる!だからって、ときめきを忘れて生活していると、枯れてしまうかも…ということで、恋愛力をアップするべく、胸キュンを求めて様々な場所へGO!辛酸なめ子さんの妄想入り混じる体験レポをお届けします。

■「恋愛ホルモンアップ・妄想レッスン」とは?
恋をすると脳内で活発に分泌されるという「恋愛ホルモン」。この恋愛ホルモンをアップさせるべく、色々なシチュエーションで「妄想レッスン」を展開していきます。

今回取り上げるのは、9月13日からロードショーの映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』です。

■第10回 太宰治の映画で文学的恋愛体験
話題の映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』の上映会とトークイベントに行ってきました。こちらは、太宰治が『人間失格』を書くまでの恋愛遍歴をセンセーショナルに描いた作品です。

◎気になる映画の感想は…


さすが蜷川実花監督の色彩は鮮やかで美しく、教科書でしか知らなかった文豪たちに命を吹き込んでいました。小栗旬演じる太宰治が、タバコを片手に富栄にディープキスしたり、「大丈夫、君は僕が好きだよ」とささやいたりするシーンにドキドキし、恋愛ホルモンが刺激されます。本妻の宮沢りえ、愛人の沢尻エリカと二階堂ふみの競演も官能的で見応えありながら、女の人生の哀切を感じさせてくれました。そして何より彼女たちのタフさが、心を強く揺さぶってきます。

太宰は小説で「恥の多い人生」と自虐していますが、陰キャを装いながらもこんなに女をはべらせやりたい放題だったとは……。作家の太宰治が好きでしたが、ひとりの男性として見ると軽蔑を感じずにはいられません。

それと同時に、小栗旬の喀血演技が真に迫りすぎて観ているこちらも太宰とシンクロしてしまい、喉元にこみ上げるものを感じて後半大変でした。ですが、それを乗り越えた先にはカタルシスが……。心中した太宰と共に自分のカルマも浄化されたような気分です。

◎蜷川監督も語る、ラブシーンの見どころ


観賞した日には蜷川実花監督とファッションデザイナーの丸山敬太氏、編集者・クリエイティブディレクターの軍地彩弓氏によるトークイベントもありました。

「富栄が自分で脱いだパンツをはくシーンが大好き」
「ラブシーンがうまい」
「こんなにラブシーンで感情が揺さぶられるなんて」
と、大人の方々も恋愛ホルモンが活性化される映画のようでした。

蜷川監督は
「ラブシーンになると演出が細かくなるんです。今回はテーブルの下で手を触るところ。みんな身に覚えあるでしょ? 」
とおっしゃっていましたが、全く身に覚えがありません……。

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