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「愛されたい」という願いは、ワガママですか?【石井ゆかりの幸福論】

ココロニプロロ / 2019年10月25日 18時45分

「愛されたい」という願いは、ワガママですか?【石井ゆかりの幸福論】

大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラムが登場! 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。
今回は、「石井ゆかりの幸福論」第5のテーマ、愛と創造について(前編)をお届けします。

■5.愛と創造について。(前編)
星占いの「ハウス」に沿ってお題を決めて書いている本稿ですが、今回は「愛と創造」がテーマです。

星占いで「第5ハウス」と言えば恋愛のハウス、ということになっています。
恋愛は占いの場で、もっともよく話題にのぼるテーマです。
多くの人が恋に悩み、愛に傷ついて、占いに手を伸ばします。

一般に、人が「占いをしたい」と思うのは、「自分の力ではどうにもならないと思えること」に直面したときだろうと思います。
「自分の力ではどうにもならないこと」、その最たるものが恋愛です。
意中の相手の心を自分の思い通りにできたら、どんなにいいでしょうか。
でも、そうはなりません。
そうはならないからこそ、恋愛が素晴らしい、と言うこともできるかもしれません。

もし、自分の意思で他人の気持ちを自由自在に変えられるならば、「人から愛される」ことは、そんなに貴重なことだとは思えないはずです。
自分の思い通りにはならないはずの「他者の心」が、自分という存在を強く求めてくれる、というところに、愛の神秘、愛の奇跡的な感動が生まれるのだと思います。

恋の前では、人はどこまでも無防備です。
とても傷つきやすくなりますし、感情は揺れ動き 、ほかのことが手につかないくらい、感情に支配されてしまうこともあります。
こうしたとき、「占いをしたい!」という気持ちになるのは、当たり前です。

星占いで「恋愛を見てください」と言われたら、まず第5ハウスの状態(とそのルーラー※)を見るはずです(人にもよりますが)。
でも、実はほかにもいくつか、見るべきところがあります。
まず第7ハウス、次に金星、火星、そして第8ハウスや第11ハウスも見たりします。さらに月と太陽、土星、などと、まあ複合的にどんどん見ていくわけですが、特にこの5・7・8・11の4つのハウスは、それぞれ担当が分かれています。
第5ハウスは「与える愛」、第7ハウスは「パートナーシップ、結婚」、第8ハウスは「性愛」、第11ハウスは「受け取る愛」をそれぞれ、検討できる場所なのです。

第5ハウスが「愛と創造の部屋」であることが、これで少し、ピンときます。
愛は愛でも、第5ハウスの愛は「愛する」愛なのです。
自ら生み出す愛、行動する愛、注ぐ愛が、第5ハウスの愛です。

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