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タロット占いが当たる理由は?ムンロ王子の『2020年運気を上げるタロットBOOK』刊行

ココロニプロロ / 2019年11月28日 18時55分

――本を作る中で印象に残っていることはありますか?

ムンロ王子「タロット占いって『彼に告白するべき?』や『今、転職してもいい?』といった物事の選択には適しているけど、西洋占星術などと違って、恋愛運や仕事運・健康運を占うのには向いてない占いなんです。でも、2020年の開運をテーマとした本を作るわけだから運勢も必要でしょ?
そこで、タロットと西洋占星術や五行を組み合わせることで、いろいろな運勢やラッキーナンバー、ラッキーアイテムなんかも導き出せるようにしたいと考えました。もともと、タロットの大アルカナ22枚には対応する星座や惑星があるんですね。そして、五行の源流にあるのも惑星です。
西洋では星座に神さまのイメージをつけて物語を作ったし、中国では五行の木火土金水を惑星と結びつけ、惑星のバランスが体のバランス、世の中のバランスにつながっている、といった考えが生み出されました。
干支の十二支もまた、12年かけて太陽のまわりを一周する木星を基準に作られたもの。そういった惑星の要素を取り入れていくと、いろいろなことを占えるなと思って自分なりに体系化していったのですが、その作業はかなり大変でした」

■タロットで1年の流れを占う方法は?
――先ほどの“ホロスコープスプレッド”について、もう少し詳しく教えていただけますか。

ムンロ王子「ホロスコープスプレッドは、一般的には13枚のカードを使って、西洋占星術のホロスコープの形にカードを展開していく方法です。12枚で12ヶ月を占い、13枚目は全体を示すもの。私はその裏側の、全体を支配するカードとして14枚目のカードも引き、左下に置いています」



ムンロ王子「2020年の流れを占ったところ、全体を示すのは月、全体を支配するのは皇帝のカードでした。だから、最初はちょっと見通しの立たない不安なイメージがあるけど、その状況を皇帝が打破する、みたいな感じの年になりそうです。1年を通して悪いカードはなかったわね。一番いいのは8月に出たカードかな。詳しくは本で見てね」

――占い結果に出た状態は、どれくらい続くんですか?



ムンロ王子「タロット占いの結果はスプレッド(※2)にもよりますが、個人を占った場合、基本的には3ヶ月~半年先くらいまでを表しています。なのでみなさんに、年初に自分のことを占って、3ヶ月後にまた占って…なんてふうに楽しんでいただけたらと思っているんです。
占うときは、スプレッドの1のところが1月というわけではなく、その人が占いたい月をスタートとして始まるの。例えば、4月から占おうと思ったら1の位置に置かれるのが4月を表すカードね。そうやって数ヶ月ごとに占うと、状況に応じて出るカードがガラッと変わったりもするんですよ」

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