もう二度と会いたくない…彼氏の友達が嫌い 【ラブホスタッフ上野さんのダメ男子図鑑】
ココロニプロロ / 2019年12月19日 19時45分
「先日、彼の友達の集まりに初めて参加したのですが、すごく居心地が悪く嫌な気分になってしまいました。
私を見て値踏みするようにニヤニヤしてくるように感じましたし、私がいるのに元カノの話題を出してくる人までいました。彼女の前で元カノの話をするなんてわざととしか思えません。
失礼な態度に二度と会いたくないと感じました。」
言っている内容はほとんど変わりませんが、こちらの文章は「自分が主観で語っている」ということを理解している方が書く文章でしょう。
「感じた」「思った」と書くことで「自分がそう思っただけ」ということをきちんと分かっているのです。
一方でご質問者様のご質問文は相手の気持ちを全て理解しているかのような立場で書かれていました。これは「相手の気持ちは分からない」ということを分かっていない方がよく書く文章なのです。
人の気持ちはどれほど考えても想像でしか判断できません。ですので、どこまで行っても「おそらくはこうだろう」「きっとこうだろう」という推測の範囲であることを忘れてはいけないのです。
ですから、相手の気持ちが分かったかのような思考方法は大変危険であると言わざるを得ません。
「相手の気持ちは分からない」ということを理解していない方こそ、相手の気持ちを全く分かっていない方なのです。
■減点方式という危険思想
また、ご質問者様の彼氏様に対する態度も非常に危険なものでしょう。
彼の友人たちがどんな人物だったのかは分かりませんが、それだけで「彼の本性が疑わしい」なんて考えてしまうのは過剰すぎると言わざるを得ません。
おそらく少しでも問題があったらダメと判断するような減点法でご質問者様は判断されているのでしょう。
減点法は加点されることが御座いませんので、付き合いが長くなればなるほど相手への点数が下がってしまいます。ですので、減点法で考える方は長い付き合いができないのです。
■類は友を呼ぶ
それでは最後に「類は友を呼ぶ」ということを考えてみましょう。
確かに「類は友を呼ぶ」という言葉はある意味で正しいのは間違いありません。人間は何かしらの共通点がなければ仲良くなれないのです。
しかし、この「類」が一体何なのかということはよくよく考える必要があるでしょう。
例えば今回の彼の友人たちが人間的にクズすぎる性格の集まりだったとします。ですが仮にそうだったとしても、彼と彼の友人を繋ぐ「類」が一体何なのかによって、話は全く異なるでしょう。
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