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ホントにただの友達? 女友達にも優しい男の本音って?【ダメ男子図鑑】

ココロニプロロ / 2020年1月19日 19時45分

人間に興味がないサイコパスは、人間それぞれの個体差をあまり気にしません。普通の人は「Aさんは好きだけど、Bさんは嫌い」というように個体差をきちんと考えているのですが、サイコパスはAさんもBさんも等しく興味がないのです。

サイコパスのこの価値観を、私たちはなかなか理解できないものですが、ゴキブリを見たときの私たちの思考と同じものであると考えると理解しやすいでしょう。ゴキブリを見たとき、それがどんな顔をしているとか、どれくらいの大きさかということを私たちは気にしません。それと同じように、サイコパスは個々の人物の個性に興味がないのです。

ですので、サイコパスはあまり差別をしません。

周囲の人間に等しく興味がないので、どちらに対しても同じような態度を取るのです。

一方で「親」は極めて差別的な存在でしょう。

一般的な親は「自分の子供」と「それ以外の人間」を、かなり明確に分けて考えております。

例えばこんな問題を考えてみましょう。

ブレーキが壊れたトロッコが走っていて、自分の前にはトロッコの行き先を決めるレバーがあります。

このまま何もしなければ5人が死にますが、レバーを切り替えればトロッコの行き先が変わり1人が死ぬ。そんなとき、あなたはトロッコのレバーを切り替えますか?

かの有名な「トロッコ問題」で御座いますが、この問題に親と子を登場させると、ことのほか差別的な回答が得られます。

基本的に「親」という生き物は自分の子供が死ぬかどうかだけで判断をするのです。そしてそれは、ときに極めて差別的な選択になることでしょう。

例えばトロッコのレバーを切り替えなければ自分の子供1人が死に、トロッコのレバーを切り替えれば1万人が死ぬというような状況である場合、多くの親はレバーを切り替えます。

1万人の命と1人の命を比較して1人の命を選ぶなんていうのは、超差別的としか言いようがありません。しかし、それでも親という生き物は自分の子供の命が助かるほうの選択肢を取るのです。

もちろん私はそんな親の行動を非難するつもりは御座いません。私が言いたいのは「親」という生き物は非常に差別的な生き物であるということでだけなのです。

■差別と愛は同じもの
ある基準に基づいて、差をつけて区別すること。

差別という言葉を辞書で引くとこのように書かれておりました。

これを差別の定義とするのであれば、人を愛するということは差別以外の何ものでもありません。

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