新型コロナの影響でカップルのデートに異変？遠距離恋愛のホワイトデーは…

世界中で感染拡大を続けている新型コロナウイルス。若い人は重症化する割合が低いと言われてはいるものの、問題はその感染力なので、とにかく予防は欠かせません。

世間では数々のイベントが中止されています。そんな時期なので、デートの予定が立ち消えになったという人も多いでしょう。今回はここ最近起きている、カップルたちのデートにおける“目に見える変化”をいくつか挙げてみようと思います。

■相次ぐイベントの中止で大打撃
現在、僕は交際5年目になる彼女がいて、お互い、飛行機を使う程度に離れた場所で暮らしています。毎月数日は彼女と過ごしているのですが、このところ、新型コロナ騒動によってデートのプランにもいろいろと影響が出ています。

たとえばデートの行き先ひとつ取っても、場所を選ぶのにかなり気を遣うようになりました。

厚生労働省がWeb上に公開している「新型コロナウイルスの集団感染を防ぐために」なる資料。こちらによると、スポーツジム、ビュッフェスタイルの会食、密閉された仮設テントなどの出入りに警鐘を鳴らしています。

既に集団感染が報じられているライブハウスも、これに当てはまるでしょう。いずれも若い人が出入りする可能性が高い場所だし、人によっては恋人と訪れるケースもありますよね。

屋内外問わず開催が予定されていたコンサートやお花見も、この事態では中止もやむなしと判断する自治体も多く出ています。

僕もお花見をする予定でしたが、彼女と話し合って「今年はやめておこう」という結論に至りました。未だにマスクも流通が滞っているままですからね……。

■とはいえ、今だからこそできることも？
もっとも悪いことばかりではないのかもしれません。このご時世、カップル、特に遠く離れて暮らすカップルにとっては「お？」と思える事柄もなきにしも非ず。

前述した通り、僕は遠距離恋愛中。毎月、彼女の住む街に出向いていますが、今は飛行機の利用者が減り、キャンセルも続出したことで空席だらけ。しかも案外、安い値段で座席を予約できるようになっています。

これは新幹線も同じで、金券ショップでは、目的地によるものの2割程度安くチケットが買えるという事態も発生しているのです。

さらに、もともと海外からの観光客頼りの観光地では、外国人客が一斉に姿を消したため、旅館などをお手頃価格で利用できたりする場合も。

実際、風光明媚な温泉宿の一泊二食付きの宿泊料が、普段の半値以下なんて事例が続出。旅行予約サイトやSNSで少し調べると次々にヒットするので「彼女と行きたい」と妄想が膨らみます。