免疫力アップと癒しをくれる…今、最もモテそうな「アロマ男子」って？ 【辛酸なめ子の妄想レッスン】

ときめきを忘れたら枯れてしまいそう…そんな危機感を持つ女子の恋愛感度をアップさせる方法とは？ 同じく枯れ気味（？）なコラムニスト・辛酸なめ子さんが、ナナメ上からのなめ子節でお届けする連載コラム。体験レポや妄想トークで恋愛力をアゲアゲに！


今回は、「アロマ」と「イケメン」をテーマに、辛酸なめ子さんが妄想恋愛トークを展開します。

■第15回 アロマを擬人化したら、癒し系男子に…

3月に入っても止まらないウイルスへの不安。今、最優先されるのは免疫力の向上です。

先日、興味深い説をキャッチしました。イケメンにときめくことでも、自律神経が活性化され免疫力が高まるらしいのです。存在するだけで女子をキュンキュンさせるイケメン。恋愛ホルモンだけでなく、免疫力までも活性化させてくれるなんて……。

この時期、花粉対策や風邪予防などで活用されるアロマと、イケメンを組み合わせて擬人化してみたら……恋愛感度を高めつつ、ウイルスへの不安も乗り越える最強女子になれるかもしれません。

ということで、さっそくアロマ男子を妄想してみます。(まだ勉強中の身ですが、昨年アロマテラピー検定1級を取得いたしました)

◎ラベンダー男子

不安だらけの世の中ですが、まず、不安を和らげてリラックスするアロマといえば、ラベンダーです。

ラベンダー男子の体臭は、ハーバルでフローラルな中に、どこかノーブル。メジャーな香りなので誰もが一度は通り過ぎた男子かもしれません。

紫色の花を連想させるパープルヘアの男子が、膝枕してくれているようなアロマです。中世の修道女ヒルデガルトはラベンダーを「清純な性格」と称していました。なので、ラベンダー男子との関係は一線を越えず、膝枕止まりです。彼の残り香を、ひとりベッドで思い出してみるのも良いかもしれません。

◎ジンジャー男子

続いて、血行促進するアロマ、ジンジャーもおすすめです。スパイシーでウッディ、どこか大人の関係を連想させる苦味や辛味も感じるアロマ。

ラベンダー男子よりもちょっと進んだ深い関係になってしまいそうです。ジンジャーで体が火照っている状態は、ジンジャー男子にバックハグされているイメージ。

ジンジャーのアロマは「根茎」から抽出されるそうですが、この「根茎」というワードにも若干エロさを感じませんか？

ジンジャーの作用は、発汗、血行促進、消化促進、抗炎症などいろいろある中に、さり気なく「催淫」とあるのが無視できません。きっと、ジンジャー男子との関係は、そういうことです。中国では精力をアップさせる薬としても使われていたそうです。妄想するだけで恋愛ホルモンが分泌するアロマです。