彼氏を理想の男性に変える秘訣は?「おだてる」と「育てる」の違いを解説
ココロニプロロ / 2020年3月21日 11時55分
彼氏を理想の男性に変える秘訣は?「おだてる」と「育てる」の違いを解説
人はそれぞれ違う生き物なので、付き合った当初は、感覚や習慣に関して噛み合わない部分が出てくるもの。例えばトイレの便座の上げ下げひとつにしても違いがあります。
日常生活に潜む小さな事柄から価値観といった大きなものまで、「差異」をどのように埋めていくか…これって非常に重要なポイントなんです。むしろ長く交際を続けられるか否かは、その差を埋められるかどうかにかかっている、と言っても過言ではないでしょう。
■おだて上手はイイ女?
自分のルールに従ってほしい、そう思ったとき、相手を「上手におだてる」ことで望む方向に導けるのがイイ女。そのような話を耳にすることがあります。でも、本当にそうでしょうか?
確かに人には「認められたい」「ほめられたい」という、承認欲求が多少なりともあります。それをうまくつつくことで、相手の行動を自分寄りに導けるかもしれません。
しかし、一方で、やたらとほめると相手の自己愛が肥大し、過大な自信を持つことになりかねない。そんな危険性もあるのです。
■調子にのせるような「おだて」はNG
1972年、心理学者Shelley Duval(シェリー・デュバル)と Robert Wicklund(ロバート・ウィックランド)は興味深い実験を行いました。
被験者の男性に「第一印象の実験」と伝え、見知らぬ女性に聞いてもらうことを前提に、自分の声をテープに吹き込んでもらいます。そしてテープを聞く女性の写真を一瞬だけ見せました。
女性は大変美人です。テープを聞いた女性の感想として用意したのは以下の2パターン。
「声の印象から、ぜひ会いたいと思う(好意的評価)」
「声の印象から、あまり会いたいと思わない(否定的評価)」
さらに、自分(男性本人)の声のテープと他の男性のテープも用意しておいて、女性の評価を聞いた男性がどちらのテープを聞こうとするかをテストしました。
結果、好意的評価を聞いた男性は自分の声のテープを繰り返し聞き、否定的評価を聞いた男性は、自分の声のテープをあまり聞こうとはしませんでした。
つまり、他の男性の声を聞いて見聞を広げるより、女性に評価された(と思っている)自の声を愛することに傾倒したのです。このことから、女性の「プラスの評価」には男性の「盲目的自己愛を高める」効果があるとわかりました。
自己愛が高まるのは悪いことではありません。ただ、人によっては加減に注意しないと、調子にのって自分の欠点に目を向けにくくなります。さらに尊大な態度へと発展し、「この女性は自分が何しても受け入れてくれる」といった子どもじみた勘違いを抱くようになるのです。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
「態度がでかい人」圧倒的にモテません! その理由や女性の心理をご紹介
KOIGAKU / 2024年6月28日 18時3分
-
定年後「何者でもない人間」になったとき残るものはあるか…和田秀樹「50代以降はとことん楽しめ」という理由
プレジデントオンライン / 2024年6月17日 16時15分
-
「やさしすぎる上司」が有望な若手を退職に追い込む
PHPオンライン衆知 / 2024年6月11日 12時0分
-
大人な女性と幼稚なオバさんの違い5つ
KOIGAKU / 2024年6月10日 18時3分
-
「話を聞いてもらえない」職場が陥る負の連鎖 部下の話を聞かず自分ばかり話していないか?
東洋経済オンライン / 2024年6月10日 14時0分
ランキング
-
1「マジ…?」有料道路が無料化! いつもの道がタダに? 直近&来年に「無料開放された路線」とは
くるまのニュース / 2024年7月8日 7時40分
-
2空腹時の“炭水化物ドカ食い”は幸せだけど…話題の「血糖値スパイク」がもたらす“怖いリスク”<医師監修>
日刊SPA! / 2024年7月8日 15時52分
-
3訪日観光客がSNSには決して出さない「日本」への本音 「日本で暮らすことは不可能」「便利に見えて役立たない」と感じた理由
NEWSポストセブン / 2024年7月1日 16時15分
-
4笠原将弘氏が教える「トマトを何倍もおいしくする食べ方」 魔法のドレッシングが最高
Sirabee / 2024年7月6日 16時30分
-
5一番売れている「軽自動車の“王様”」はどれ?「23ヵ月連続ナンバーワン」も! 2024年「“軽”販売ランキング」トップ3
くるまのニュース / 2024年7月8日 12時50分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください