本当の愛は壊れない！困難に直面しても破局せず、絆が強まるカップルとは？

【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情522】

ここ最近のコロナ禍もそうですが、まれに、自分の力だけではどうしようもない出来事に遭遇することってありますよね。そんなとき、恋人たちはカップル力が試されるというか……二極化しやすいもの。

ラブラブに見えていたのに関係に亀裂が入るカップルもいれば、破局どころか絆が強くなり、信頼度が上がるカップルもいます。その違いって何なのでしょう？

■2人とも精神的に成熟していないと難しい
何か困難に直面した際、パニックになって周囲に八つ当たりしたり、誰かのせいにしたり、解決するために、身近な人や自分より弱い立場の人に無理に要望を押しつけたり。そんな人、あなたの周りにも1人くらいいません？

困難な状況からイチ早く抜け出そうと、人の迷惑など考えず、責任や自分勝手な要求などを相手に無理強いする人が、強い絆で結ばれた、愛のあるカップルになれると思いますか？普通に考えて厳しいですよね。

このタイプの人って、誰と付き合っても上手くいきません。運命の人がいないというか……こういう性格では、誰の運命の人にもなれないんです。こんな自分ファーストすぎる性格では、絆なんて結びようがないので、何かあれば、あっという間に人間関係が壊れます。

そもそも、まだ誰かと付き合うようなレベル（器？）ではないんです。精神的に未熟すぎる状態で付き合っても、2人の間に“愛”は生まれません。あるのは強い自己愛のみ。

■大事なのは相手ファーストな気持ち
愛や絆は1～2日でサクッと作られるものではありません。雨や風に打たれ、長い年月をかけて育つ大木のようなものです。そう、愛や絆は忍耐力なくしてできるようなものじゃないですよ。

また、思いやりも重要。交際って相手がいてこそ成立する関係ですよね？相手がいるのに自分勝手に振る舞うのは、付き合っていないも同然。思いやりのない関係の中に、愛も絆も生まれようがないんです。

強い絆で結ばれたカップルは、お互いに忍耐強く“やや相手ファースト”な人がほとんど。切羽詰まった状況でも、相手のせいにしたり逃げたりせず、支え合い、一緒に乗り越えられるから困難のたびに絆が強くなるんです。

絆って、共に何かを乗り越えるとき、逆境を突き進んでいるときなどにしか、できないと思っていいかと。ハッピーで平穏なときには生まれませんから。

■一緒にいる相手は自分の鏡
絆の強いカップルになりたいなら、自分もそうだし、相手も忍耐強さと相手ファーストな気持ちを持っていないと難しいでしょう。ただ、“相手は自分の鏡”という言葉があるように、自分がそうしていれば、相手も同じようになる、ということはあります。