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婚活でいい人に出会えないのはなぜ? 結婚で幸せをつかむ考え方

ココロニプロロ / 2020年6月10日 18時55分

すごく雑に言ってしまえば、結婚の時点でどんなに最高と思われる選択をしようと『失望のない結婚などない』のが実際のところです。
「そうだとしても、結婚の時点でベストと思える人を選ぶことで失望を減らせるはず」という意見もあるかもしれません。

しかし私は逆に考えます。「結婚の時点では、むしろ妥協するくらいでちょうどいいのではないか」と。

■ベストの結婚、妥協の結婚

妥協で結婚しろなんて話、反発を覚える方も多いかもしれません。でも、よく考えてみていただきたいのです。

人はものを選ぶとき、それは服にしても携帯にしても家具にしても家電にしても、「これこそが自分にとって最高!これが答えだ!」というベストの選択をする場合と、「もうこれでいっか。これにしとこう」という妥協の選択をする場合があるわけですが、ベストの選択をしたときって、「自分はこれでいい思いができる!最高の結果が出るはず!」という期待が生まれますよね。いわば「幸せ待ち」の状態になる。

逆に妥協の選択をしたときはそういう期待はありません。妥協した悔しさを誤魔化したい気持ちが生まれ、妥協して手に入れたものに対して「いや、でもこれで逆に良かったかも」と自分を説得しようとする思いが高まりませんか? 幸せを無理にでも探す、いわば「幸せ探し」の方向に傾くわけです。

■お見合い結婚がうまくいくわけ
ベストの選択をすると「幸せ待ち」になる。
妥協の選択をすると「幸せ探し」になる。

ここがポイントです。ベストの選択で結婚すると「幸せ待ち」になってしまい、「幸せになれるはず」という期待が強くなる。すると失望も深くなりやすい。
妥協の選択で結婚すれば「幸せ探し」になり、「無理にでも幸せを感じよう」という姿勢になる。相手への期待がないので失望も小さく、良い部分があればラッキーだと素直に思えるはずです。
だったら、むしろ妥協して結婚すべきではないでしょうか?

もちろん実際の結婚はそう簡単に「ベスト」「妥協」とふたつに割れるものではなく、「ベスト8割、妥協2割」とか「ベスト3割、妥協7割」とか混ざり合うものではありますが、ここで言いたいのは「結婚相手を選ぶとき、妥協はあっていい。むしろあったほうがいいのでは」ということなのです。そのほうがたぶん、幸せになれる。

「お見合い結婚のほうが、恋愛結婚より離婚率が低い」という話を聞いたことがありませんか?
お見合い結婚をする人のほうが保守的な価値観を持つから、という側面もあると思いますが、「お見合い結婚のほうが妥協の要素が強いから」という見方もできるのではないでしょうか。

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