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なぜ「今日もきれいだね」と彼女を褒める男性は少ないのか?【ひとみしょうの男子学入門94】

ココロニプロロ / 2020年7月9日 11時55分

ということは、あなたの彼は、あなたのことを「特別な存在、かつ、崇め奉る対象」として見ている、ということです。

あなたがいかに彼氏と対等に交際していようと、また、いかに彼と仲が良かろうと、そういうこととはまったく独立に、彼は「彼女=超特別な存在」とか、「彼女=あこがれのおっぱいとお尻を持っている存在」とか「彼女=崇拝に値するほど<すごい>存在」などと思っている、ということです。

「すごい人」のことを、わたしたちはふつう、そう簡単に褒められないですよね?

たとえば、すごく立派な誰かのことが好きな場合、その人に「あなたの〇〇は立派ですね! すごいっすね!」などと「上から目線で」ふつうは言えないでしょう? ふつうはすごい人を前にしたら緊張して、手も足も出ないでしょう?

彼女に対する彼の態度もおなじです。彼は「すごい人」を前に、じつは緊張していて、だから褒めることができないのです。

むろん、褒めたほうがいいと彼はわかっているんですよ。言うまでもなく、彼女のことをきれいだとか、かわいいとかと思っているんですよ。

でも「気安くそう言ってはいけないように感じている」のです。なぜなら先に言ったとおり、彼にとって彼女とは崇め奉るべき存在だから。

■空気を吸うかのごとく女性を褒める男性とは
女性や恋愛をあまりに特別視しすぎているから――これが、日本人男性が彼女のことを褒めない理由です。

イタリア人男性は? 空気を吸うかのごとく、水を飲むかのごとく女性に接し、恋愛という行為をしていますね(偏見かもしれないけど、でも一般論からはそう言えると思います)。

あなたの彼氏も、空気を吸うかのごとくあなたに接し、恋愛という行為を楽しめばいいのに、と思いますか?

でも日本では、そういう男はチャラ男と呼ばれているのではないですか? 「今日もきれいだね」と、「今日は」ではなく「も」と、「正しく」言える男性のことを、チャラいとか、口から生まれてきたとか、みんなに対して同じことを言っている信用の置けない男などと評する女性って多いですよね?

このような世間の見方や女性の評価も、彼女のことを褒めない男を増殖させている一因であるはずです。


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