火の星座タイプが恋したら…好きな相手にしがちな行動

これを彼の「火の星座」という性質から考えてみましょう。
もしもあなたの好きな人に火の星座の性質が多いなら参考になるかもしれません。

火の星座は、直感や情熱を大切にする星座です。
なにかに夢中になったり、はじめてのことに挑戦したり、ストレートに行動できている時に自分を好ましく感じる星座です。

逆に言えば、「やる気が出ない」という状況を一番苦手とします。
情熱が湧き上がらない、煮え切らない状態の自分に言い知れぬ不安を感じる星座グループと言えます。

道明寺はどうでしょう。
良家の子女が通う学園を支配するその頂点に自分がいるわけです。
誰かをいじめるという卑劣な行為をしても、誰に咎められることなく許されてしまう。
何をしても許され、何をしても一番な状況は楽しいようでいて、火の星座のグループの人にとっては実は「退屈」でしかない様子を想像できると思います。

そんな時、つくしという自分とは違う生活文化を持った少女が、敵意剥き出しに飛びかかってきました。
彼の目には、今まで自分の権力をこわがって誰も近づかなかった心の扉に、やっと近づいてくれたある意味「白馬の王子様」として映ったのではないでしょうか。

「自分に飛び蹴りをしてきた女性に恋をする」とだけ言うと、気持ちを理解するのが難しいかもしれません。ですが、今まで自分にへりくだって接し、良家の子女というハンコを押したように似たタイプの人が多かった学園の中で、道明寺は、つくしを通してはじめて触れる生活スタイルや自分とは違う信条に驚かされたはず。
自分と堂々と向き合えるつくしの自立性や人としての姿勢の良さにかけがえのない女性として信頼し続けようとする道明寺の気持ちがわかる気がします。

火の星座の人は、自分の情熱を大きくしてくれる人に好印象を持つことが多いです。
たとえ口ゲンカになってもそれが「率直な意見交換」であれば、ボクシングに夢中になるように熱いやりとりを楽しめるところがあります。
道明寺は、そんな「自分に真剣に関わってくれる人」を待っていたんでしょうね。

次回は、後編。
つくしを好きなのか好きじゃないのか？ 彼女を翻弄する風のような少年・花沢類を星占いで読み解き、つくしの恋の行方を追っていきましょう。

※次回もお楽しみに（第2、4火曜更新）


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プロフィール

ルーシー・グリーン
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