人間関係を向上させる、ご縁のおまじない！必要なのは五円玉2枚と…

昔から、五円玉には何かしらの不思議な力があるとされてきました。たとえば、初詣や神社へのお参りをする際、賽銭箱に一番多く入る硬貨は今も昔も五円玉なのだとか。

五円をご縁に掛けて、いい縁があるように願掛けをしているということですね。縁を得るために五円玉を使うのは、何も神社の賽銭箱だけに用いられる考えではありません。今回は五円玉を使った、人と人との縁を深めるおまじないをご紹介していきます。

■ご縁を引き寄せるには五円玉!?
ギャグみたいな話なのですが、五円玉という硬貨にはそもそも、ご縁を引き寄せるとの俗説もあります。だからこそ冒頭で書いたように、賽銭箱に投げ入れられる硬貨は五円玉が一番多いってことなんでしょうね。

この俗説をそのまま使ったようなおまじないがあるんです。しかも、実践するのにほとんど手間はかかりません。

まず用意するのは五円玉2枚です。しかし、ただ2枚用意するだけではダメ。必要なのは、あなたの生年に発行された五円玉と、あなたが仲良くなりたい相手の生年に発行された五円玉。それぞれ1枚ずつなのです。

例を挙げると、僕は昭和59年生まれなので「昭和五十九年」と刻印された五円玉が必須。もう1枚、これもたとえば昭和62年生まれの何某さんと仲良くなりたいと思った場合は「昭和六十二年」と刻印された五円玉を探す必要があります。

見つけるまでちょっと時間がかかるのがネックですね。でも、なんとかしてゲットしましょう。

■五円でご縁をつかむために…
次に用意するのは緑色のリボンです。縁と緑って漢字が似てますが、あるいはここも掛けてるのかもしれませんね。ん～、そんなことないか。

とにかく、発色のいい緑色のリボンを手に入れたら、2枚の五円玉を通して輪っかを作り、きつく結びます。あとは、財布の中でもカバンの中でもいいので、しっかりと持ち歩くだけ。

これで徐々に、自分が仲良くしたいと思っている人と、関係性が和やかになっていくとされています。ただ、残念なことに、こちらはあくまでも人間関係をよくするためのおまじない。

つまり、恋愛に効果はないということです。一方で、たとえばご近所トラブルを避けたい、職場の人間関係を向上させたいという方には、おすすめの手法となります。

■五円玉のおまじないを試してみたら
僕は高校時代、どうにもウマの合わない同級生と同じ部活に入り、毎日のように反目するという不毛な日々を送っていました。

さすがにずっとそんな調子だと精神的にも疲弊してしまうので、あるとき、このおまじないを実践したのです。というのも、高校の図書室におまじないをいろいろと収録した本があり、それを読んだのがきっかけで。

その結果、どうなったと思いますか？

お互いに、だんだん言動が丸くなっていき、不思議とそれ以降、卒業して成人してもたびたび連絡を取り合うようになって。むしろ、その部活のメンバーの中では一番仲良くなったぐらいです。そいつの長男が生まれたら顔を見に行きましたし。

なんだかんだ、丸くおさまったのはうれしいですね。その五円玉は、今も愛用のバッグの中に入ってます。