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下手したらセクハラ問題に…仕事相手からの下心をスルーする方法

ココロニプロロ / 2020年8月26日 19時55分

こういう「ズルいアプローチ」がストレートに好意を表現しないのをいいことに「好意があるなんて知らなかった」という態度を取り続けるのが、相談文にあるような「ズルいスルー」に当たるのでしょう。

つまりどっちもどっち、下心の存在を水面下に隠して、表面を取り繕って健全な友情(というか仕事相手としてのパートナーシップというか)を育んでいる状態なわけです。
どちらかを責めるようなことではないと私は思うし、まあ、好きにやってください状態というか。


■下心が支える関係
で、いざ好意なり下心が明るみに出たときに、アプローチしている側は「わかってたくせに!」と言い張るでしょうし、アプローチされた側は「はっきり言わなかったくせに!」と言い張るでしょう。

でも、お互い自分が悪いこともわかってるはずなんです。アプローチしている側は、本気で自分の好意に気づいてほしかったのなら、なるべく早くストレートに好意を伝え、それを断られても気にしないくらいの強さを持つべきでした。

アプローチされている側も全くその気がないのならそのようにはっきり伝え、相手の過剰なサービスも断り、それで逆恨みされたり勘違い人間だと笑われたりしたとしても気にしないくらいの強さを持つべきでした。

でも、そんな強さを持てる人間がどれだけいるのかという話で、まあ、これはもう、しょうがないんじゃないかな…。


■どう終わらせるかを考えて
ただとにかく言えるのは、ギブアンドテイクがうまく働いていない関係は、そのうち崩れ去るということです。下心が支える関係の辿る結末は下記3ルートに分かれます。

①恋愛・体の関係に発展する
下心や恋心が実を結ぶパターン。これもあり得なくはない。

②下心を持っている側が諦める
アプローチされている側がやんわりと拒否を続け、アプローチ側が諦める。

③下心が明るみに出てお互いに恨み合う
アプローチしている側が「いける」と確信するほど距離が近くなり、直接的な行動に出た結果拒否を受け、双方に激しい精神的苦痛が発生する。

で、もしどうしても①の方向性があり得ないと思うのであれば、さっさと②に移行できるよう努めるべきでしょうね。
今回の相談のようなケースだと「相手からのサービスをなるべく多く引き出して②に行きたい」というのが本音でしょう。ですが、それを長引かせれば長引かせるほど③の可能性が高まるので、まじでやめたほうがええよと個人的には思います…。

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