元カレのせい? 一度でも浮気されると男運が悪くなる理由
ココロニプロロ / 2020年10月14日 18時55分
■男運が悪い=たった1回男選びを間違えただけ
つまり浮気のトラウマを持つ人は男性に対して不信感を持ちすぎるゆえに、男性の不誠実さを引き出してしまう…ということが起こるわけです。そうしてますますトラウマは深まり、一層男性に対して疑い深くなっていきます。
こういうわけで
「男性に浮気された経験がある人は、新たな恋愛においても浮気されがち」
「男性に浮気された経験がない人は、新たな恋愛においても浮気されない」
という二極化が発生しているように思います。
前者は「自分は男運が悪い」という風に自分を責めてしまいがちですが、実際は「たまたま浮気されてしまった経験から異性に対してのトラウマを引きずり、それ以降の異性との関係を悪化させている」ということではないでしょうか。
逆に後者も、別に人を見る目があるとか愛されるタイプとかそういうわけではなく、単に「たまたま浮気しないタイプと付き合った経験から異性を無防備に信じるクセがついており、異性との関係を悪化させずに済んでいる」し、なおかつ「浮気を疑っていないゆえに、実際されても気づかない」ということが起こっているだけなのかもしれません。
■いかにしてトラウマを脱却する?
では、たまたま異性を信じられなくなってしまったアンラッキーな人たちはどのようにこの「トラウマスパイラル」を抜け出せばいいのでしょうか?
なかなか難しいところではあるのですが、「浮気を過大評価しない」ことも一つの手だと思います。
一般的に浮気する人は不誠実で浮気しない人が誠実であると言われていますが、人はどんなに「誠実であろう」としても、パートナーを愛していても、誘惑に負けそうになるタイミングはあります。
浮気する人としない人の差を作るのはむしろ「精神的な潔癖さ加減」ではないでしょうか。
どんな場面でも決して浮気しない人は、浮気しようとしてもできないのです。「誘惑に負ける自分」「約束を破る自分」「浮気した自分」をどうしても許せない潔癖さ、生真面目さ、融通のきかなさによって踏みとどまる。これはパートナーへの気持ちというよりは、その人自身の人生観、アイデンティティの問題です。
つまり、浮気するかしないかは、パートナーに対する誠実さと単純にイコールではありません。
「パートナーに対して愛もなく不誠実だが浮気をしない人」「パートナーに対して愛に溢れ誠実だが浮気をしまくる人」というのは現実に存在します。
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