「猫を飼うと結婚できない」本当の理由は？ペットと恋愛を両立させる秘訣も

筆者は自宅で3頭の猫と暮らしています。猫はいいですよ。気ままで愛情深くて、しかもいるだけで家をにぎやかにしてくれます。彼らのいない生活なんて、ちょっと考えられません。

恐らくペットと暮らす方の大半はそう思っていることでしょう。ただ、独身のうちに犬や猫を飼うと“行き遅れ”になると言いますよね。これ残念ながら、決して迷信ではないように感じます。

■ペットと暮らすと門限が発生する
ペットと一緒に暮らすと恋愛にまで手が回らない。それはある意味、当たっています。生き物を飼育していれば、どうしても飼い主としての義務が生じますから。

例えば、ご飯をあげるのは必須のお仕事です。朝あげて仕事に行き、帰宅後すぐにご飯を用意する。このルーティーンを堅持しなくてはペットが不健康になってしまいます。

つまり飼い主には、ご飯をあげるための門限があるわけですね。その門限を無視して、いつまでも自宅に戻らないような人は飼い主失格です。

多くの飼い主さんはそんなことはせず、さっさと帰宅してペットにご飯をあげています。恋愛をする猶予はそうそうないでしょう。

■ペットがいると遠出できない
また、ペットがいるうえで彼氏ができたとしても、デートの内容にある程度の制限は生じます。仮に旅行したいと思っても、簡単には行かれないですよね。

家にペットを残して出かけるのは忍びないし、たとえペットホテルに預けるとしても、飼い主としては心配です。特に猫は環境が変わると食事もしなくなったりする子が多いので、自分の楽しみのためにペットの平和な日常を阻害すると思うと遠出はできません。

もちろんペット同伴で行けるホテルもありますが、純粋なデートとしての旅行を楽しめるかどうかは、ちょっと人によるかなぁと。

僕としてはペットがいる以上は旅行なんてしないで、近場のデートで相手に満足してもらえるような関係を求めたほうがいいと思います。

■ラブホテルに行くのも難しい
“家でペットが待っている”という前提がある以上、どんなに遅くても終電までには帰路につかなければなりません。そうなると、夜デートそのものが結構成り立たない部分があるんですよね。

遅くまで一緒に過ごせないので、ラブホテルに行くという選択肢が生じない、ということにもなります。そりゃあホテルは20時頃だって空いてますけど、多くの場合、夕飯を食べてお酒でも飲み、もう少しムードが醸造されてからホテルに行くでしょう。