「いつもツライ恋愛ばかり…」実は心理作用のせい？同じ恋愛に陥ってしまう理由とは

「もう二度とこんな恋はしない！」と心に誓ったにも関わらず、同じような展開の恋愛を繰り返してしまう。なんて経験がある方、多いのではないでしょうか。「貢いでしまう」とか「いつもセカンド」といったわかりやすいものから、告白されて付き合うのに、なぜか毎回「相手に飽きられて終わる」という不可解なものまで。いろいろなパターンがあると思いますが、その原因っていったい何なんでしょう。

不幸な恋愛を繰り返す人は、一般的に「男運が悪い」ということで片付けられているけれど、同じ失敗をするのは、実は2つの心理的な作用が働いているからなのだそうです。

その1「慣れ親しんだタイプとは関係を作りやすい」
普段の生活パターンで同じようなタイプの人々と一緒にいれば、当然、以前と似た雰囲気の男性と出会う確率が高くなります。相手に元カレと共通する部分があれば、経験がある分、関係も築きやすいでしょう。

その2「自我関与の効果」
人は自分が深く関わった出来事に対して、強い思い入れを持ちます。不幸な恋愛で相手に振り回され、傷ついた女性は、過去の濃密で緊張感のある関係こそが恋愛だと勘違いする場合が多いのです。つまり、平和で心安らぐ関係は恋愛ではないと思ってしまい、自分で自分の首を絞めるような関係を求めてしまうということ。正にアリ地獄！

はあ、なるほど…。でも、原因がわかっても、それを断ち切る方法がなければ「悲劇」は永遠に繰り返される気がします。ドラッグのような恋にハマって、のたうちまわる乙女たちが幸せな恋を手に入れるには、どんなことに注意すればいい？？

専門家によると、つらい恋愛を繰り返す人は「ダイエットしてもリバウンドする人」と共通点があるようです。例えば、つれない態度をとる彼や、暴力を振るう彼と付き合っていた場合。苦しい中でもたまに感じた彼の優しさを思い出し、「あのときの喜びを、また味わいたい」と感じてしまうのだとか。

それは痩せてキレイになりたいのに、甘いケーキを食べたくなる心理と同じ。ダイエットは「かわいい服が着たい」とか「あの人を見返したい」という目標のもと、より良い未来を手に入れるためにしますよね？　同じように「愛し愛される関係を築きたい」、「○○年後には幸せな結婚をしたい」などと具体的にイメージすれば、過去の忌まわしい恋から逃れて新たな一歩を踏み出せるはずなのです。

ここで、いつも同じようなタイプを好きになってしまう人へのアドバイスを一つ。
「恋愛は自分の好みや理想が先行するので、似たような内容を繰り返すのは仕方ないと思います。そんな繰り返しの中でたくさん傷つき、苦しむことで自分を成長させていけば、そのうち、いつもの自分の好みとは違うタイプなのに、なぜか気になる人が現れるでしょう。その運命の人に出会うために、いくつかの恋の終わりを経験するのは当然ですし、それは貴方をステップアップさせるために絶対必要なことなんだと思います」

ちなみに、私は過去に二度フェードアウトした記憶があります。どちらもいい人だったのですが、他に好きな人がいたから、そっちと較べて面倒くさくなっちゃったんですよね…。今思うとかなり悪いことをしたうえに、自分の成長につながらなかったような気が。顔を洗って出直してきます。