双子座は、「変わること」への抵抗感が薄れるとき…8月8日_獅子座新月【新月満月からのメッセージ】

夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月＆満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月＆満月というタイミングをきっかけに外なる光（宇宙）と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光（宇宙）と内なる光（自己）の共鳴を感じるのに役立ちますように。



■8月8日_獅子座新月
8月8日は獅子座新月です。この時期の星回りをご紹介しましょう。

先日(7月28日)、木星が2カ月ぶりに水瓶座に入りました。この水瓶座木星時期については、5月半ばから7月末にかけて先取りした魚座木星時期の影響も考慮したいと私は考えています。したがってこれからは「水瓶座＆魚座らしいこと」が社会や人々にとって「善きこと」とされやすいでしょう。たとえば「オルタナティブ(既存・主流のものに代わる新しい何か)」というキーワードを挙げることができるのかもしれません。主流なもの、既存のものに取って代わる新しい考え方や価値観が認められやすい向きがある中、(今、木星は水瓶座にありますから)社会におけるダイバーシティの推進、個人の自由な生き方などが世界を良くする方向性であると考える人が増えるのかもしれません。また世界や社会のあり方、私たちの生き方を考える上で「グローバルスタンダード」を意識する向きも見られるでしょう。

■リセット＆スタートを迎える
新月図を見てみます。獅子座新月(獅子座太陽と獅子座月が重なり合っている配置)が牡牛座天王星からの介入を受けています。またこれらと水瓶座土星でとてもゆるい直角三角形ができていると見ることもできます。

今年、私たちはこの直角三角形を通じて水瓶座土星×牡牛座天王星の星回りからのメッセージを何回も受け取ってきました。「もう要らないものを手放す」「本質的なことに気づき、現実を刷新する」ように宇宙から仕向けられてきたのです。特に6月から7月にかけてはそんな働きかけが濃かったせいもあり、本質的ではないこと(薄っぺらさ、うそいつわり、ごまかしなど)が公的にも私的にも露呈しやすかったのかもしれません。この直角三角形の星回りは今やずいぶん崩れてきています。

今回の獅子座新月はそういう星回りと共に何らかのリセット＆スタートを迎えるのです。獅子座は「私らしさ」にまつわる星座です。今年(特に6月から7月にかけて)、本質的であることまたはそうではないことと向き合ってきた方は、このタイミングで「変わりたいけど変わりたくない」「変わるべきだけどなかなか変わらない」状態だった何かがグラリと動き始めるのかもしれません。