乙女座は「深いところにある願いに気づく」とき…2月17日_獅子座満月【新月満月からのメッセージ】

夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月＆満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月＆満月というタイミングをきっかけに外なる光（宇宙）と内なる光（自己）の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光（宇宙）と内なる光（自己）の共鳴を感じるのに役立ちますように。



■2月17日_獅子座満月
2月17日は獅子座満月です。この時期の星回りをご紹介しましょう。獅子座満月(水瓶座太陽と獅子座月が向かい合っている配置)は山羊座冥王星とマイナーな星回りを形成しています。この時期「私という唯一の存在」に光が当たり、「自分らしさ」「この世で私にしかできないこと」などといったテーマも浮上するでしょう。人によっては「私らしい自己実現と社会で認められることとのすり合わせ」もテーマになるのかもしれません。

■獅子座満月のメッセージ
山羊座金星と山羊座火星、牡牛座天王星、魚座木星で小さな三角形ができています。この三角形は先日の水瓶座新月(2月1日)あたりから形成され始め、2月7日から10日頃に最も緊密な三角形になりました。その後この小さな三角形はゆっくり崩れつつあるのですが、三角形の一部である牡牛座天王星×魚座木星の星回りは今、むしろ目立ってきています。

2月に入った頃より「幸せになるためには何をどうするか」「自分の人生なのだからそれぞれ好きにしてよい」「望ましい現実を新たに選んでいく」といった感じのメッセージが天から届けられていて、私たちの現実はさまざまに変化していたようです。より現実的に言うと「目の前の現実を受け容れながら(思いも寄らぬ方へ)変化していく」という感じのプロセスなのかもしれませんが、本人は心のどこかで「こうなることはずっと前から分かっていた」「どこかで決定済みの未来が今現実となっている」と感じているようにも思われます。

■あなたの魂に元気や喜びをもたらす星回り
もう1点お知らせします。山羊座金星と山羊座火星が魚座海王星と調和的な角度を作り始めています。この時期「なんて素晴らしいんでしょう！」と心動かされることがあるなら、それはあなたの魂に元気や喜びをもたらすと思われます。なぜだか分からないけれど私の中の何かが無性に喜び、キラキラ輝いている……そういう内的経験をおろそかにせず、心ゆくまで堪能して下さい。

■あなたが受ける影響とは…
今回の獅子座満月の影響を強く受けるのは牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。いろんなことがあった結果、「今後の私に期待しよう」と前向きに思えるとき。そう思える理由は今の自分を「今はそれでいい」と素直に認めているからなのでは。そしてあなたは「今は一歩ずつ前へ進んでいったらいい」と何となく感じていて、その思いは宇宙からのメッセージと一致しているでしょう。

牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は「情けは人のためならず」という言葉を思い出すとき。人に情けをかけると相手のためになるだけでなく、それが巡り巡って自分に良い報いとなって返ってくるという意味です。この時期、そんな感じの経験をして「この世はまんざら捨てたもんじゃないな」「みんなつながっているのね」としみじみ感じるでしょう。

双子座、乙女座、射手座、魚座はある出来事を通じて自分の深いところにある「願い」「強い思い」に気づくでしょう。そのときは「なぁんだ。そうだったのね」と意外に感じますが、ずっと後になって「なるほど」と腑に落ちるのかもしれません。あるいは誰かの言動に心を動かされ、自分の中にもどこか似ている思いがあると気づくこともありそうです。

新月満月のメッセージ著者：加藤まやのスペシャル占い「理想の恋と理想の結婚」

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次回は、3月3日　魚座新月　（3月2日更新）