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蠍座は「大切にすべきもの」を実感するとき!11月12日蠍座の新月【新月満月からのメッセージ】

ココロニプロロ / 2015年11月11日 10時15分

蠍座は「大切にすべきもの」を実感するとき!11月12日蠍座の新月【新月満月からのメッセージ】

11月12日蠍座の新月からのメッセージ

夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。 新月満月からのメッセージ 11月12日 蠍座の新月

11月12日は蠍座で新月になります。この時期の星回りをご紹介しましょう。

蠍座新月(蠍座太陽と蠍座月)と蠍座水星が、乙女座木星と山羊座冥王星と共に小さな三角形を作っています。この星回りは「全て良しと引き受ける覚悟」を示唆しているように思います。さらに今回の日本の新月図では、地上的に目立つポイントに天秤座金星があり、この金星は射手座土星のサポートを受けています。この星回りからは、「これが私のあり方です」という美意識を感じます。キーワードは「見得を切る」です。つまりこの時期の宇宙は、私たちそれぞれに対して、生き方やあり方にまつわるスタイルを表現しなさいとうながしているようにも思われます。

もうひとつお知らせしたいことがあります。この時期の射手座土星は天秤座金星をサポートしている一方、魚座海王星とは相克的な関係をとり続けています。これは2016年秋までじっくり続く星回りです。キーワードは「混迷、混沌、流動化、多極化」「なし崩し的な展開、模索しながらの変化」「きれい事ではかたづかないことや矛盾の露呈」「慈悲、あわれみ、思いやり、情け」「容赦、堪忍することで起こる癒し」などが考えられます。そしてこの時期の魚座海王星&射手座土星の影響を考えた場合、たとえば「浮き世(現実の世界)はままならぬことばかり」といった感じにあらわれるのかもしれません。

ここまで読み解いたとき、私は「『いき』の構造」(九鬼周造著)という本を思い出しました。この本では、日本人独特の美意識である「いき(粋。垢抜けしていて、かっこよくて、色っぽいさま)」がどのようなものであるのかを考察しています。著者は「運命によって『諦め』を得た『媚態』が『意気地』の自由に生きるのが『いき』である」と結論づけました。私たち日本人は、ともすれば「ままならぬもの」を諦念と共に受け入れることが多いけれど、それでも自分らしさを失おうとはしないところもあるのです。そのような凛(りん)とした心意気に、私たちは美しさやかっこよさを感じてきました。この時期の星回りは、「いき」がテーマであるようにも私は思うのです。

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