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話題の「アドラー心理学」は恋に効く?自分らしく生きて幸せになる秘訣【恋占ニュース】

ココロニプロロ / 2016年5月9日 10時45分

話題の「アドラー心理学」は恋に効く?自分らしく生きて幸せになる秘訣【恋占ニュース】

話題の「アドラー心理学」は恋に効く?自分らしく生きて幸せになる秘訣

過去の恋の痛手が忘れられなくて、なかなか新しい恋に踏み出せない…そんな人は少なくないでしょう。
そういった気持ちを乗り越えるにはどうしたらいい?今回は心理学を用いて心を強く持ち、前を向くための方法を考えていきます。

◆Case1:ひどいフラレ方をしてから…

「初めてつきあった人に、『他に好きな人ができた』とフラれました。前日まで楽しく会話していたのに、突然『わがまま過ぎる』とか『人としてどうかと思う』と言われ…気に入らないところがあるなら、その場で言ってほしかった。自分の人格まで否定されて心が折れました。
その後、別の人に告白されたけど、私なんてどうせ嫌われると思って、ちゃんと返事をせずにいるうちに気まずくなってしまいました」(24歳 女性)

「また同じように傷つきたくない」
「どうせ男なんてみんな同じ」
「自分に自信が持てなくなった」

そんなふうに考えてしまうのも、無理もないというもの。気持ちは本当によくわかります。

これが俗にいう広義での「トラウマ」ってやつ。かつて心が深く傷ついたことが原因で、新しい一歩を踏み出したくても踏み出せない、という因果律を、心理学の大家フロイトは「原因論」で説明しています。

◆『恋ができない自分』になりたい私!?

それとよく対比されるのが、アドラーの「目的論」。『アドラー心理学』なる言葉は最近あちこちで耳にするので、ご存知の人も多いかと思います。
『嫌われる勇気』という書籍が近年ベストセラーになったし、既に読んだ方もいるでしょう。

アドラーによると、この場合「傷つくのが怖くて動けない」のではなく「本当は心の奥に、動かない目的がある」のだと言います。

例えば「一人のほうが気楽」とか。
失敗したときのために「自分には自信がないから仕方ない」という言い訳を必要としている、とか。
つまり、恋人のいない生活を自ら選んでいるのだ、と。

うーん、手厳しいけど、そう言われるとそうなのかも…という気も。
当事者である本人としては「本当に、傷つきたくないだけなのに」と泣き言のひとつも言いたくなりますが、アドラーの「目的論」はそんな甘えも許しません。

でも、ただ厳しいってわけではないんですよ。
アドラーはその行動の本来の目的を素直に認めて「もっと素敵な自分」へのステップアップを図ろうよ、と言っているんです。

◆記憶を捉え直してみる

例えば、Case1 の場合なら

・恋人から自分自身を否定されること
・恋人から嫌われること

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