東洋美人はバランス上手!今、女を磨くマストアイテムは「漢方」【恋の漢方処方箋】vol.1
ココロニプロロ / 2016年7月28日 10時15分
東洋美人はバランス上手!今オンナを磨くなら知るべきは「漢方」【恋の漢方処方箋】vol.1
「美容」と「健康」って密接に結びつくものですよね。やたら痩せている人より、ヘルシーで笑顔が素敵な女性のほうがキレイに見えるし、実際モテます。見た目だけでなく、体内が元気だと生活の中で我慢をする必要がないので、人に優しくなれるのも大きいかもしれません。それって、恋にもその他の人間関係にも重要なファクター。
とはいえ、健康ってどうすれば手に入るのか…具体的に思い浮かぶ人は少ないのではないでしょうか。サプリを摂ればいいの?野菜を食べればいいの?ココロニプロロが今オススメするのは、「漢方」。そこで今回、広尾で漢方サロンを開いている国際中医師の諸井由美子さんに、漢方のイイ話をいろいろ伺ってみましたので、何回かに分けてご紹介していきます。初回はまず、「漢方とは?」の話から。
そもそも漢方ってどういうもの?中国における伝統医学、中医学。中医学の歴史は深く、秦の始皇帝が中華を統一した後、不老不死の為に使っていたものとも言われています。日本へは、仏教と一緒に伝来したと考えられており、漢の時代の医術(医方)ということで、「漢方」と呼ばれるようになりました。
「陰陽五行説」がベース漢方(中医学)は、古代中国に起源を持つ思想である「陰陽五行説」という考え方をもとにしています。陰陽とは、自然界のあらゆるものを関連しながら対立する「表裏の関係」として分けます。たとえば太陽⇔月、男⇔女など。
そして五行は、万物を木・火・土・金・水の5つの要素に分類して、それらの関係を説く理論です。
漢方では人体の働きをこの5つの要素に対応させ、それらが循環することにより成り立っているとします。一つひとつの器官は独立して機能しているのではなく、「経絡(けいらく)」というネットワークにより全て関連し合っていると考えるのです。5つの要素には、臓器・色・季節・感情・味など、いろいろなものが当てはまります。
漢方(中医学)は、「バランスの医学」であることが大きなポイントです。わかりやすく述べると、西洋医学が「痛い」←「痛み止め」という対症療法をとるのに対し、中医学では体全体のバランスを整えていくことを主眼に置きます。そのため、中医学では個体差を非常に重視しており、同じ症状でも原因はそれぞれ異なると捉えます。たとえ出ている症状が同じでも、人それぞれ性別や体質、生活習慣、社会環境、心理状態などが異なるため、その人に合わせた治療をするのです。
また、心(感情)は体に影響し、その逆も然りです。漢方によりバランスを整えることで、女性特有の体の不調(PMS等)がなくなったり、もしくは軽くなったりして、より生き生きと女性らしく、何よりあなたらしくなれるのです。
中医学を勉強するにあたり、訪れた中国。日本では一般的に敷居の高いと捉えられている漢方薬ですが、中国ではより生活に根差した光景を多く目にし、薬剤師として衝撃を受けました。例えば、スーパーマーケットや市場には、肉や野菜と同じように生薬が販売されています。各家庭では、その日の家族の体調に合わせて、食事の中に生薬を取り入れることにより、病気になりにくい体質作りを試みているのです。病気になってから始める治療ではなく、予防医学である漢方は、考え方としてもとてもポジティブです。
ゴテゴテと飾り立てたり、本来の自分のバランスを崩すようなダイエットで見た目を繕うのは、年を重ねるほどに辛くなってくるもの。特に女性には女性のサイクルもあるので、無理は禁物です。でも漢方を上手に取り入れられるようになれば、きっと自分のありのままの魅力を最大限に伝えられるようになります。そのほうが、毎日がうまくいくはずですよね。ぜひ漢方美人、目指してみてください。
次回は、具体的に漢方から自分の体を知る方法についてご紹介していく予定です。お楽しみに♪
取材協力諸井由美子
薬剤師・国際中医師・介護支援専門員。
病院・薬局等で薬剤師として勤務する中、沢山の薬を持ち帰る患者さんや検査結果は問題ないのに調子が悪くいろんな医療機関を受診している患者さんに違和感をおぼえる。そんな中で勉強し始めた中医学(漢方)に希望を感じ、「日常に取り入れられる中医学」を伝えるべく、オリエンタルハーブカフェを立ち上げ。ワークショップなども開催しており、親しみやすい人柄と分かりやすい講座が大人気。
▼自分専用に漢方をブレンドしてもらうことも可能!
オリエンタルハーブカフェのサイトはこちら
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