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「束縛」は愛情表現?パートナーを束縛する男女の心理を徹底分析

ココロニプロロ / 2016年10月13日 10時50分

自分に自信がないせいで、相手がずっと自分と一緒にいてくれると思えないんですね。
だから、束縛して相手をつなぎとめようとする…。

そもそも束縛は、誰のための行為なのでしょうか。
そう、「不安になりたくない」と思う自分のための行為です。

束縛は、
「恋人は、自分に対して常に献身的で盲目的でいてくれるはずだ」
という、ひとりよがりな理想から始まります。
束縛する人は相手がどう思うかより、自分の理想のほうが重要なのです。

さらに
「私のことを好きなら、私の理想もわかってくれるはずよね?」
とばかりに、自分の感情や思いだけで完結した世界に相手を引き込もうとします。

相手が自分に従うかどうかで、愛情を試そうとする。それは親にかまってほしくて、わざといたずらする子どもと同じ。
そこにあるのは「相手への愛情」ではなく、ゆがんだ「自己愛」なのです。

まとめ

束縛というのは「自己愛」から生まれていることを、ご理解いただけましたでしょうか。
ただの独占欲を愛情と履き違えても、そこに絆は築けません。むしろお互いの首をしめ、息苦しい関係になっていくだけです。

不安になりたくない自分ばかりを見て、気持ちのベクトルが相手に向いてないと、二人の間に愛情を育むことは難しくなってしまいます。
規制しあうのではなく、受け入れあうこと。それが強い愛を育てるのです。

ライタープロフィール

黒木蜜
一般企業に勤めながら執筆した作品が日本文学館のオムニバス本に掲載され作家デビュー。古事記への造詣が深く、全国300ヶ所以上の神社紹介記事を執筆。現在、古事記の観点から紹介する神社コラム/恋愛コラムなども手がけている。
黒木 蜜~中今の詩~

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