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「タラレバ娘」がアラフォーになったら…世代別“こじらせ女子”の傾向を漫画で検証

ココロニプロロ / 2016年10月22日 10時15分

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「タラレバ娘」がアラフォーになったら…世代別“こじらせ女子”の傾向を漫画で検証

ここ数年、注目を集めている「こじらせ女子」。いつの間にか言葉が一人歩きし始め、タイプ別に細分化されたりもしていますが…筆者にとって気になるのは年齢とこじらせの関係性。

そこで「アラサーこじらせ女子」のバイブルともいえる『東京タラレバ娘』(東村アキコ/講談社刊)と、「アラフォーこじらせ女子」を描いた『初恋の世界』(西炯子/小学館)を比較・分析してみました。

■アラサーこじらせ女子はひたすら苦しい

現在、6巻まで出ている『東京タラレバ娘』(以下『タラレバ』)は、脚本家の倫子、ネイリストの香、実家の居酒屋で働く小雪というアラサー女子3人の物語。
ここまでのところ、倫子は自分に好意を持つ男性との復活愛を狙い、香は元カレのセカンドの座からサードになって別れを決意。小雪は絶賛、不倫中!
3人とも独身で恋も人生もこじらせまくり。そのイタさがとにかく痛いんです。

■アラフォーこじらせ女子は多種多様

一方、1巻が発売されたばかりの『初恋の世界』(以下『初恋~』)には、アラフォーの女性が4人登場します。
主人公の薫は40歳独身・彼氏なしで、転勤のため地元に帰省。そこで仲良しの同級生である専業主婦のよっさん、バツイチ独身の黒岩嬢、不倫中の大浦氏と再会し…。
結婚経験者2名、未婚2名というアラフォーならではのラインナップが、なかなか興味深かったりもします。

■アラサーでこじらせ、アラフォーでさらに…

基本、アラサーこじらせ女子にとってのゴールは結婚だと思うのですが、アラフォーこじらせ女子の物語『初恋~』は、その先の世界を描いています。結婚は女性の終着点ではない!という…。
結婚しても幸せになれるとは限らないし、離婚する可能性もある。そして独女は、既婚者(不倫)まで手を広げなければ恋ができない?アラフォー女子たちは、そんなツラい現実を突きつけられているのです。

■アラサー、アラフォー…イケてるのはどっち?

でも、そんなツラさをも乗り越える強さを持っているのがアラフォーこじらせ女子。
『タラレバ』と『初恋~』、それぞれの女子たちの大きな違いは余裕のある、なしだと思います。アラサーこじらせ女子と比べ、アラフォー女子は圧倒的に余裕に満ちている印象です。既に達観…という感じ。
ただし、こじらせアラフォー女子は、“まだまだ恋を諦めてないわよ”派と、“もういいや”派に分かれています。もっと言えば、身だしなみに女子っぽさを醸し出しているのが、“諦めてない”派の特徴と言えるでしょう。

■女子はいくつになってもジタバタする

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