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未婚男子の7割は女友達すらいない?2035年には〇人に1人が「生涯独身」に…

ココロニプロロ / 2016年10月29日 10時15分

「昔は『行き遅れ』とか言って白い目で見られたのかもしれませんが、今はそんなことないでしょ。自分の好きなことを追求する人生を選べるなら、それがいいかと。結婚もその選択肢のうちの一つだと思ってます。だから、いつかは、ね」(女性)

なるほど…人生に結婚ありき、という考え方が昔に比べると薄くなって、「どうしても結婚しなきゃ!」と強迫的な観念が「いずれできたらいいな」くらいの軽い感じにシフトしてきているんですね。

■それでも結婚しないわけ

調査の中で、結婚への障壁となっている理由のトップにあがったのが「結婚資金の問題」。次いで「結婚のための住居」「職業や仕事上の問題」と続きました。確かに結婚にはお金が必要。それも結構な金額が。

ちなみに、筆者の知り合いの離婚経験者(40代 女性)は「結婚にたいしたメリットはないからね!」と豪語していました。

「子どもを持てたのは幸せだしラッキーだったけど、それはそれ。私の場合は、精神的にも時間的にも経済的にも負担が増えただけだった。老後が心配と言いますが、配偶者がいても老後の生活が保障されるわけじゃないし」と。

それを薄々感じている独身のみなさんは少なくないのかもしれません。
昔の「結婚しなくちゃ一人前じゃない」的な価値観が薄れ、選択肢が多様化している昨今、生涯独身という選択、もしくは成り行きでそうなっちゃった、なんてのは当たり前のことなのでしょう。

■生涯独身…アリでしょ

別のデータになりますが、昨年厚生労働省が発表した「平成27年版 厚生労働白書」では、男性の生涯未婚率(50歳までに一度も結婚したことがない人の割合)は、2035年にはおよそ3人に1人にのぼると予測されています。

ちなみに、独身者が結婚を躊躇する理由は

・ 時間やお金の自由がなくなる
・ 妻(夫)や子供の生活まで責任が持てない
・ 一人のほうが気楽
・ 相手を見つけるのが面倒

などなど。古臭い価値観で見ると自分勝手な理由にも思われますが、その奥には恋愛・婚活疲れしている様子がありありと見えています。

国としては、生涯独身者が増えることで少子化が進むのは由々しき事態。でも、個人レベルで考えると恋愛と同じくらい楽しいことはいくらでもあるし、どうしても結婚や子育てに夢が持てない、という気持ちもわからなくはありません。

個人的には、生涯独身という選択は大いにアリだと思います。ただ、せっかくの若い時期に恋愛に夢中になれないのは、少し惜しいような気も。
日本にも、スウェーデンのサムボみたいにお試し婚的な制度があればいいのにね。

ともあれ、恋も結婚もいずれは、と思う気持ちが少しでもあるのなら、あまり難しく考えすぎずにゆるりと行動を起こしてみてはいかがでしょうか?
一度は結婚したことのある者の個人的な意見ですが…経験してみる価値あると思いますよ、結婚って。

ライタープロフィール

石村佐和子
エディター・Webディレクターを経て、結婚、出産後、フリーライターに。微妙に偏った恋愛経験を持つ、アラフォー二児の母。好きなことはモノ作り、工場見学、カフェ巡り。将来は陶芸などしながら優雅に暮らしたいと目論んでいます。

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