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偽イクメンに注意!?シャツが語る「実家暮らしの男」問題【王子様なんていないんだよ Vol.4】

ココロニプロロ / 2016年11月9日 10時15分

偽イクメンに注意!?シャツが語る「実家暮らしの男」問題【王子様なんていないんだよ Vol.4】

偽イクメンに注意!?シャツが語る「実家暮らしの男」問題【王子様なんていないんだよ Vol.4】

「王子様」みたいな男性っていますよね。整った容姿、素敵に見えてしまう職業、パーフェクトな気がする経歴…思わず恋に落ちそう。でも、それって本当に王子様なんでしょうか?作詞家として華やかな世界もたっぷり見てきた緒田茉莉が、様々な男性を分析していきます。第4回は「実家暮らしの男」。理想のイケメンが実家暮らしだったら、どう思いますか?

■実家暮らしの男

一人暮らしを始めるタイミングは、高校卒業以後が多い。進学する人、就職する人と様々だが、実家から距離がある学校や職場の場合は寮に入ったり、親戚の家に下宿する事もあるかもしれない。ただ多くは一人暮らしとなるだろう。もし進学、就職のタイミングで一人暮らしを始めなかった場合、実家暮らしが継続されることとなる。実家の暮らしのありがたさというのは、たいがい離れて暮らして初めてわかるもの。つまりその男はずーーっとわからないのだ。
家に帰っても、朝慌てて出て行ったままの状態の部屋。大して使っていないのに毎月徴収される公共料金。洗濯物もゴミも自分が動かない限りたまり続けるし、自分しかいないのにフローリングの床にはびっくりするほどホコリや髪の毛が落ちている。こんな一人暮らしあるあるに気が付かずに暮らしているのが、実家暮らしの男である。

■シャツは語る

あなたが好きな男がシャツを着ていたとしよう。一人暮らしであれば、そのシャツは自分で洗い、アイロンもかけてるかもしれない。ご存知のようにシャツは洗濯して適当に干してしまうとシワができる。一度シワがついた状態で乾いてしまうとアイロンがけも大変だ。たとえオールクリーニングに出している男だったとしても、「そろそろクリーニングに出さないと着るものがないな」なんて考え、まとめて週末に出したりする。そんな手間がそのシャツの向こうに見える。そんな面倒なことやってられない男は万年Tシャツorポロシャツ男になるのだ。
一方、実家暮らしの男は脱衣所のカゴに投げ込んでおけば母親が洗ってくれる。脱いだまま裏返しだろうと、色落ちするシャツだろうとお構いなし、母親は文句を言いつつも可愛い息子のために洗濯を欠かさない。ボタンが取れそうなら付け直し、ほのかに香る柔軟剤なんかで丁寧に仕上げるかもしれない。畳んでタンスに入ったシャツをその男はあたりまえのように着てきただけである。

そう、「あたりまえのように」ここが大事なポイント!もしもその男が全てをあたりまえのように感じているなら、気をつけてほしい。
なぜならその男はサバイバル能力が低いからだ。実家に住んでいるなら雨風どころか暑さ寒さもしのげる家がある。そしてその家は安価か無料でその男を住まわせてくれている。「家賃の支払いさえなければどんなに生活が楽になるだろう」なんて思ったことはないが、「あとお給料が何万円多かったらもっと貯蓄ができる」とか「駅近のマンションに引っ越せる」というビジョンを描くことも少ない。
つまり一人暮らしというのは生活を知り、社会を知ることになるのだ。お金も時間も将来への投資として、キャリアアップの勉強をしたり貯蓄をしてるような実家暮らしの男なら、少しは見込みがある。両親がしっかり教育した賜物だろう。ただ教育熱心なあまり世話を焼きすぎる母親に育てられると、将来、ゴミ出しをするだけで「やってやったぞ感」がアリアリの偽イクメンの男になりがち。そんな男に「いいかゴミ出しっていうのはな、家中のゴミ箱を集めて、大きなゴミ袋にまとめ、空になったゴミ箱に新しいゴミ袋をセットして元の位置に戻す!その一連の流れの先にゴミ集積所にゴミ袋を出すというfinal actionがあるのだ!」というゴミ出しの基本のキから教えなければならないのは大変な労力である。

■他者を受け入れる余裕はあるかもしれない

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