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「親近感」と「恋愛感情」の違いとは?二種類の「好意」の相違点を徹底分析

ココロニプロロ / 2016年12月25日 13時50分

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「親近感」と「恋愛感情」の違いとは?二種類の「好意」の相違点を徹底分析

2009年に公開された、『理想の彼氏』という映画をご存知ですか?
夫に浮気され離婚したシングルマザーのサンディは、コーヒーショップで14歳年下の男性アラムと知り合います。

ひょんなことからサンディの子ども達のシッターをすることになったアラム。頼まれると嫌とはいえない彼は、手を焼きつつもサンディ親子を支えることに。
サンディはそんなアラムに感謝するものの、異性としては意識していませんでした。

◆一般的な好意から特別な好意へ

でも、元夫の前では思ったことが言えず自分を出せなかったのに、アラムの前では素直な自分でいられる。
そう気づいた時サンディは、彼に恋していることを自覚します。

そしてアラムと付き合うのですが、二人に不幸なできごとが降りかかります。
そのことによってサンディは、この関係は「ままごと」みたいなものだとして、別れを切り出すのです。

二人は違う道を歩み始めますが、お互いにシングルのまま成長していきます。
やがて再び出会い、改めて恋人として手を取り合うことを誓い…。

この映画のように最初はただ「いい人」としか思っていなかったのに、次第に異性として意識するときってありますよね。

自分が相手に対して親近感を持っているのは確かだけど、果たしてこれが「一般的な好意」なのか「特別な好意」なのかわからない。
そんなふうに、モヤモヤした経験がある方も多いのではないでしょうか。

親愛感情と恋愛感情には、4つの点で大きな違いがあります。今回はその違いについて、徹底的に解説していきましょう。

◆【1】排他性

例えばあなたが相手と仲良く会話していて、そこに第三者が混ざってきた場合。
あなたはその第三者を不快に感じたり、席をはずしてもらいたいと思ったりするでしょうか。

親愛感情の場合、相手を独占したいといった衝動が生まれません。
一方、恋愛感情だと、他者の介在しない「二人だけの時間」を持ちたいという思いが生まれます。
それが、やがて「触れ合いたい」といった身体的親密度に発展していくのです。

◆【2】アンビバレンス

親愛感情を抱いている相手の場合、その人があなたの期待通りの行動をしなかったとしても、ガッカリすることはあれど、憎悪を抱くことはありません。
良くも悪くも、そこまで激しい感情を持てないものです。

しかし恋愛感情を抱く相手には、自分と同等、あるいはそれ以上の誠実さや愛情を相手に期待しがち。
そのため、期待に応えてくれなかった、あるいは裏切られたとき、相手に対して憎悪を抱くことがあります。
愛情が強いからこそ憎悪も深くなる、そんなアンビバレンスな一面を内包しているのが恋愛感情です。

◆【3】理想との結合

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