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本当の自分を好きになってくれる男性の見極め方〜『真夜中の五分前』〔伊藤さとりの映画で恋愛心理学 第18回〕【恋占ニュース】

ココロニプロロ / 2015年1月14日 10時15分

本当の自分を好きになってくれる男性の見極め方〜『真夜中の五分前』〔伊藤さとりの映画で恋愛心理学 第18回〕【恋占ニュース】

好きになってくれる男性の見極め方『真夜中の五分前』

映画パーソナリティーとして活躍中の伊藤さとりが、オトナ女子ならではの目線で恋に効くオススメ映画を紹介!記者会見や舞台挨拶の裏話もあるかも!?

本当の自分を好きになってくれる男性の見極め方〜『真夜中の五分前』

「男の前で態度が変わる子ってキライ」そんな言葉をよく耳にします。
でも実際のところ、好きな人を前にすると声がワントーン上がる女性がほとんど。
少しでも可愛く見られたいという意識が働くからで、それは決して悪いことではないんです。
でも、性格そのものが変わってしまったら。。。

今回は、『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲監督が、本多孝好のベストセラー小説を日中合作で映画化した恋愛ミステリー『真夜中の五分前』から、人格が変わるとは、どういう心理が働くからか?を考えてみましょう。

主人公は、時計の修理工をしているリョウ(三浦春馬)。
彼は、プールで知り合った中国人女性ルオラン(リウ・シーシー)から、双子の妹ルーメイ(一人二役:リウ・シーシー)へ贈る婚約祝いを一緒に選んで欲しいと持ちかけられる。
再びリョウの前に現れたルオランは、実は妹のルーメイ。いたずら好きな妹の発案で二人は入れ変わっていたのだ。
これを機にリョウは姉妹と親しくなる。そして自信に満ち、自由奔放な妹と違い、どこか寂しげなルオランに惹かれていく。
しかし、彼女は密かに妹の婚約者ティエルン(ジョセフ・チャン)に想いを寄せていた。
そんなある日、ルオランとルーメイが旅先で事故にあってしまう――。

双子のルオランとルーメイは、一卵性双生児なので、顔がそっくり、趣味趣向も似ている。
なのに性格はまったく違い、姉のルオランは思ったことを口にできない大人しいタイプ。
でも、どこかで妹ルーメイのように開放的な性格に憧れていることが、あるシーンで見え隠れします。
自分ではない、誰かになりたいという心理。
それこそ、普段、思ったことを口にできなかったり、他人の目が気になってしまったりする人は変身願望が強くなりがち。
自分のことを知らない人の前では、なりたい自分になっても許されると思えば、合コンでいつもと違う喋り方や立ち振舞いをしてしまうのも可愛い女心と思えるかも?
もともと人は、社会的に見せる顔と、プライベートで見せる顔、二つの面を持ち合わせているのが当たり前。
じゃあ、どっちが本当の顔なのかって?

「他人も自分も知ってる自分」、「他人だけが知っている自分」、「自分だけが知ってる自分」、そしてもうひとつ「他人も自分も知らない自分」、という人格が実は存在するんです。
映画のヒロインは、後々、他人も自分も知らない自分と出会って悩むのですが、、、、、、。
他人も自分も知らない自分を知った時、新しい才能や精神的な解放が訪れることも。ただ、これは、他者との関わりの中で突然気付きがあったりするものなので、今回は紹介しません。

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