ベース担当はだいぶこじらせてるから注意!?バンドマンと恋愛するコツ【王子様なんていないんだよ Vol.8】
ココロニプロロ / 2017年3月15日 10時15分
ベース担当はだいぶこじらせてるから注意!?バンドマンと恋愛するコツ【王子様なんていないんだよ Vol.8】
「王子様」みたいな男性っていますよね。整った容姿、素敵に見えてしまう職業、パーフェクトな気がする経歴…思わず恋に落ちそう。でも、それって本当に王子様なんでしょうか?作詞家として華やかな世界もたっぷり見てきた緒田茉莉が、様々な男性を分析していきます。第8回は「バンドやってる男」。そう、ハマっちゃダメな男の鉄板みたいなこのタイプと、どう恋愛すべきだと思いますか?
■バンドやってる男ステージに立つバンドマンはゲレンデのスキー上手な男並みに輝いて見える。東京ドームのステージに立つようなバンドはもちろんのこと、文化祭のステージに立つクラスメイトでさえ、いつもと違った顔に見えてドキッとしたりする。
最近ワイドショーを賑わせているバンドマンの恋愛事情。彼らはどんな男なのか、皆さんが大やけどしないためにもお伝えしておこう。
「バンドマン」と一括りにされがちな彼らだが、どのパートを担当してるかによってだいぶ性質が違う。バンドをやるにあたってどのパートを選ぶかは自分次第。不思議と深層心理が働くのか、その性質に合ったパートを選択している。バンドのパートはまず大きく2つに分かれる。ヴォーカルやギターといった目立つフロント、ベースやドラムといった縁の下の力持ち的なリズム隊である。
それなりに売れているバンドであっても、ファンじゃなかったらなかなかメンバー全員の顔は憶えられないが、ヴォーカルの顔ぐらいはわかる人は多いのではないだろうか?今は楽曲が重視される時代だけれど、かつてはメジャーデビューするにはヴォーカルの歌唱力もさることながら、ルックスも重要視されてきた。もちろん今だってルックスが良いに越したことはない。文字どおりバンドの顔として存在するヴォーカリストなんてのは当然ナルシスト。360度視線を感じて生きている男なのだ。
同じフロントを担うギタリスト、彼らは常に良くも悪くもヴォーカリストを意識して生きているちょっと複雑な男。戦隊ヒーローものに例えるとヴォーカルがレッドでギターはブルー。ちょっとクールで尖ったヤツなのだ。言葉ではなくギターを通して感情を伝える、そのちょっとエロい指先の動きにやられてしまう女子は多い。
■土台を固めるリズム隊そんな「オレがオレが」と自分を前面に押し出してくるフロントチームに対して、リズム隊のアプローチはまったく違う。癖の強いフロントたちを抱えてバンドとして成立させるには、リズム隊が超重要。彼らが人間的にも音楽的にも土台をしっかり固めておかなければ、フロントは暴れることができないのである。ステージではヴォーカルを挟んで左右にギターとベースが並ぶことが多く、ドラムのようにドラムセットから動けないわけではないベースはフロントマンとしても役割も担う。
お客さんを煽ったり、ギターやヴォーカルと絡んだりするが奏でるリズムは狂ってはならない。こんなややこしいパートを担当するベーシストはだいぶこじらせている男である。寡黙に刻まれる低音のリズムで自分をわかってほしいと叫んでいるベーシストはハマってしまうと一番抜け出せないタイプ。
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