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このセリフ言われたら落ちるわ…ダメ男にハマる女の気持ちを完全理解~『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』

ココロニプロロ / 2017年3月25日 11時45分

このセリフ言われたら落ちるわ…ダメ男にハマる女の気持ちを完全理解~『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』

このセリフ言われたら落ちるわ…ダメ男にハマる女の気持ちを完全理解~『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』

かつて、これほどまでに魅力的なダメ男が存在したでしょうか…?
気がつけば、ヴァンサン・カッセル演じるジョルジオの魅力にどハマりしている自分がいました。

若い頃から遊び人。女性を喜ばせることに天才的で、いつも美女に囲まれてパーティ三昧の生活を送っていたイケメンと、知的で教養豊かだけれど、容姿やスタイルは平凡な女性が出会い、恋に落ちたら…。

◆最高で最悪のダメ男、誕生

3月25日公開の映画『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』は、運命の再会を果たし、激しい恋に落ちた男女の10年を描く物語です。

レストラン経営者のジョルジオ(ヴァンサン・カッセル)は、何もかも完璧と見せかけて、実は女やお金にだらしないダメ男。

ワイルドさと繊細さを併せ持ち、優しくて金払いが良く、とにかくセクシー…と、恋人としては最高なんだけど、結婚した途端に身勝手な部分が顔を出し、妻のトニー(エマニュエル・ベルコ)を苦しめます。

結婚後も元カノと会い続けるし、二人の愛息子に元カノが考えた名前(しかもキラキラネーム)をつけるし、「ケンカしたときに使う」と言って他の部屋を借り、そこでどこかの女と浮気するし、普通に考えて最低最悪な奴。

誰もが「早く別れなよ」と言わずにはいられないような男なのに、トニーはなかなか離れられません。

でも、それも仕方ないなと思ってしまうくらい魅力的なんですよね。ジョルジオって。
無邪気に笑うときも、悪ふざけするときも、愛を語るときも、トニーに欲望をぶつけるときも、どの瞬間を切り取っても本当にかっこよくて、かっこよくて、見ているだけでぽーっとなっちゃう…。

◆かっこよすぎる「ダメ男語録」

表情、行動、歩き方…どれをとってもステキなのですが、中でも印象に残ったのは彼が放つ言葉の数々。
あり得ないほどヒドいことを言っていても、コイツなら許せるかも…と思ってしまい、そんな自分をグーでパンチしたくなるくらい魅力的なんです。

例えばどんなセリフがあるかと言うと、

【Case1】君の負けだ 行くぞ

10年前、夜ふけのクラブで再会した二人。店を出たところで、ジョルジオがトニーに声をかける一コマです。

ジョルジオ「うちで朝食を… トニー!いいだろ 断れないはずだ」
トニー「断れる」
ジョルジオ「本当か? やってみろ 時間切れ 君の負けだ 行くぞ」

これを読んでも、イマイチ良さが伝わらないかもしれませんが…。「いいだろ」と言ったら相手が絶対に断れないとわかっている、この自信満々な感じが最高なんです。

【Case2】俺が俺だから惹かれたんだろ?

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